引き続き改元シューズです!
本日はnikudaryuseiさんからの1足!!ありがとうございます!!
改元シューズ?
時代の節目、あなたの愛する靴をアーカイブとして残しておきませんか?という企画です。
以下、nikudaryuseiさんからのお便りです!
nikudaryuseiさんの場合!!
改元シューズですが、私はこのエドワードグリーンです。
たいしたエピソードがなくて恐縮ですが、こちらは10代の時にバイト代を貯めて買ったほぼ初めての本格革靴でサイジングがわからず、(今も奮闘していますが、)UK10のウィズCくらいの足に対してUK9のDウィズのラスト888を買ってしまい、靴下を血で染める修行を要した靴です。その甲斐あって今はとても良い履き心地になりました(888ラストは少しノーズが長めなのでつま先はぎりぎり大丈夫です)。
エイジングも好みの感じに進んでいて磨くのが楽しい靴です。
また、こだわりポイントとして、今は用いられていない?ウィローカーフが使われていて、縦すじの表情がお気に入りです。
最後に、シューツリーの入っていない写真はTWTGの寺島さんに優勝される前に磨いていただいたもので良い思い出です。
(太字の装飾、写真の挿入位置は、もでぃふぁいど が編集させていただきました。)
もでぃふぁいど のコメント!!
コメントさせていただけるとすれば……
nikudaryuseiさんご本人は「たいしたエピソードがない」とおっしゃいますが……
10代のころ必死にバイトして貯めたお金、やっとの思いで買ったエドワードグリーン(!)、そして文字通り血を流しながらの修行、そしてその後のお付き合い……。
ドラマの連続です!!!
まず、10代にもかかわらず、初めからエドワードグリーン /ラスト888/ウィローカーフ/外羽根変形セミブローグを選びおおせるそのセンス!!!!羨ましい!!!
いやぁ、これはシブい、激シブです!!!(褒め言葉です)
説得力のカタマリじゃないですか、こんなん!!
しかし、そこから待っていたのはサイズ選択の洗礼。若さゆえですね。UK10C相当の足をお持ちでUK9Dということは、1サイズダウン1ウィズ上げですね。
1サイズダウン………想像するだに恐ろしい……。しかも、グリーンのアッパー+芯+ライニング=3枚の革という保形性は随一の構造、しかもアッパーは、がっしりしたウィローカーフ。恐ろしい……。
しかしまた、それを乗り越えられたのも若さゆえだったのかもしれませんね。
そして共に歩んできたからこその堂にいった履きこなし。もう言葉はいりません。写真が全てです。
(靴買ってばかりでパンツ買えないもでぃふぁいど は反省しきりです。)
その後、かの寺島さんに磨いていただいたり
紐を変えてみたりと
気負わず付き合われている感じが最高にステキです!!!
靴で広がる縁、これもまたステキです。わざわざ靴磨いてもらいに出向くなんてこと、靴にハマる前では考えづらいですものね。
個人的にはトゥキャップ、磨きこまれていますが、よく見るとウィローカーフのシボが見えます。たまらんです。笑
ちなみにウィローカーフですが、「ほぼ廃番」ということのようです。既にストックがほぼない、というようなことを聞いたことがあります。聞いただけですが……。
是非、令和の時代も共に歩んであげてください!!またエイジングの様子を見せていただけたら嬉しいです!!!
今日のモディファイ!!!
nikudaryuseiさん、素晴らしいお靴とエピソード、ありがとうございました!!!
グリーンのアンティークフィニッシュが施された茶靴って人類の夢ですよね(?)。でも1足は持っておいて眺めたい。そんな魔性の靴です……。リンク先、14万弱ですってよ……