そりゃそうだわな、と思わされる価格改定です
エドワードグリーン価格改定@ストラスブルゴ
ストラスブルゴ さんから「11/1〜エドワードグリーンの価格改定を行う」旨のニュースをいただきました。
https://strasburgo.co.jp/floor/mens/news/2022/10/eg-price22oct.php
理由は原材料や人件費の高騰、といういつものやつですが、円安もあってこれはしょうがない気もします。
気になる価格改定の一例はこんな感じ。
CHELSEA 価格変更前 ¥174,900 (税込) ↓ 価格変更後 ¥189,200 (税込) DOVER 価格変更前 ¥205,700 (税込) ↓ 価格変更後 ¥228,800 (税込)
その他のモデルは要問い合わせということですが、大まかにスキンステッチがないカドガンなどは1.5万、スキンステッチ等、生産に人手がかかるドーバーやベルグラビアなどは2.3万、という感じでしょうか。値上げ幅としてはだいたいこんなもんでしょう。
いやぁドーバーとか高くなったなぁ。。。
今がチャンス!?
ストラスブルゴさんだけこうやって取り上げてしまいましたが、実はこれ、チャンスなのです。
というのも、ストラスブルゴさん以外のエドワードグリーンを取り扱っているお店は既に軒並み値上げ済み!!!
もろもろのブランドの価格改定の結果、ここ数ヶ月はコードバンのオールデンとストラスブルゴさん取り扱いのエドワードグリーンの価格が横並び、という状態でした。
いやいや、そういう価格情勢にあってはストラスブルゴさんの現在のエドワードグリーンの価格ってめちゃめちゃ良心的じゃないです??
買うなら今のうち……なんなら1足行っとくか??
という感じでしばらく眺めていたので、今回値上げのニュースをうけても「そりゃそうだわな」という感じです。
製品のクオリティという意味では、エドワードグリーンはオールデンとは比べもんにならないくらいちゃんと作ってある印象なので、むしろ値上げ後もこれでいいの……??という感じすらあります。(それだけオールデンの値上げ幅のインパクトがすごかった、ということでもありますが)
そんなこんなで、個人的にはここ数年で最もエドワードグリーンを買うべき!という機運の高まりを感じます。
チャーチやオールデンの値上げっぷりを見ていると、エドワードグリーンがこの価格感で買えるのはこれで最後になるのでは、、、
(価格大幅アップのチャーチはここ2年売上減がすごいらしいですが、資本がバックにあるので耐えられる?だからこその革靴の適正価格の提案?価格リーダーシップ的な?)
物欲の秋、来たる
これは日記つけてるから去年もそうだったのがわかるのですが、9月って物欲すごくなかったです??
10月になると後半になるにつれて落ち着いていくイメージです。んでクリスマスシーズンに盛り返して、また年明けに落ち着くような。
皆さんはいかがでしょうか?
秋冬を過ごすためのブーツはOK?ブーツでなくても靴はOK?コートは?ニットは?春まで満足して過ごせるモノは揃いましたか??
秋冬はアイテムが色々あって楽しいですよね。
先日靴博にもお邪魔してきましたが、皆さん思い思いに物欲をくすぐられている会場って最高だな、と思いました。
1人でも多くの方が革靴の沼の深みにハマりますように!!!
もでぃふぁいど はだいたい手に入るもの、かつ自分でしっくりくる靴というのは揃った感があるので、しばらく靴は買わなくてもいいかなぁと思ってました。
サンクリスピンとかガジアーノ&ガーリングとか、すんばらしいフィット感なんですけど、まぁここまでフィットせんでも、とか、結局自分のしたい格好なんかを考えると、必要なものって十分あるなと思ってました。
思ってました。
最近欲しくなる靴、「これぞ足りなかったマスターピース」って毎回思っている気がします。そしてそれは大抵、靴にハマったころに憧れたモデルです。
三つ子の魂百まで、ではないですけれど、90足以上買ってきて結局こうなるなら最初から買っておけ、という気がします。あの頃買っておけばもう少し安かっただろうに。
90足買ってきたからこそ、これが結局わかった(遅)というのもありますが。
皆さんは賢く靴を揃えていってくださいね。賢く靴を揃えるとは、今欲しいものを値上がりする前に買っておく、ということを指しています。
靴屋かインターネットの大海へ今すぐGo!!
というわけで、この期に及んで欲しい靴が1足あるんですが、どーすっかなぁ。ここに書いても背中を押してくださる方しかいないですし、自分の日記に書いていても、「結局買うべき」という結論しか出ないんですよね。だって欲しいんだもん。
今日のモディファイ!
しばし財布の肥え具合とにらめっこです。肥え具合というか……お前ずいぶん痩せてるな??
いつも拝見しております。
オールデンの100回記事すごかったですね!お疲れ様でした。
履き下ろしが雨の中という初志貫徹ぶり恐れ入りました。私には到底できません。
ガジアーノ&ガーリングとかのフィット感については私も同感です。若い頃(もでぃふぁいどさんはまだ十分若いと思いますが)は良かったのですが、ご時世もありますが、結局履かなくなりました。ついエドワードグリーンや旧マスターロイドを選んでしまうんですよね。
G&Gは2足所有しているのですが、そういったこともあって、現在2足共メルカリに出品中です。
50半ばの私は、20代に出会った旧マスターロイドを皮切りに、EGの他にもオールデンやG&Gなどいろいろ履きましたが、結局、EGがメインで残っています。
ストラスブルゴ、私も最後にドーバー(旧マスターは所有しているのですが)を買いたいなぁ、とちょっと思っています(笑) G&G2足では足りない!(笑)
hanaishiさま
コメント&いつもご覧いただきありがとうございます!
出張でバタバタしておりご返信が遅くなってしまったことご容赦ください。
100オールデンは後には引けないという想いで履き下ろしましたが、企画が終わったら「もうしばらくオールデンはいいや」という気持ちが強く、結局まだあまり履けていません……笑
G&Gなどは「ちょっとそこまでは大丈夫です」ってなってしまいますよね。モノとしての美しさはすごいんですけど、靴である以上やはり履いてナンボかなと思ってしまいます。
また、旧マスターとEGが最後に残っているというお話、大変興味深いです。私は202などは幅で合わせると甲が余り、甲で合わすと幅が足りません。つまり木型が合わないということかと思うので羨ましいです……!
10月中にドーバー、あると思います!ドーバーって素材と木型とソールの組み合わせ(あとスキンステッチの出来……笑)でいくらでも化けるので、いくつあっても良いですよね。
もでぃふぁいどさん、返信ありがとうございます。
ラスト202は万人向けと言われていますが、そんなはずもなく、当然合わない人もいらっしゃいますよね。
もでぃふぁいどさんの場合、足幅に合わせると羽が閉じ切ってしまう感じでしょうか。難しいですね …。
私は足がとても小さく、幅も狭いので、202 5C がジャストフィットですが、ドーバーの 32 ラストでは 5E で足幅は合うものの、外羽根の開きが 2 cm 強という感じです(伸びを考慮すると、まぁいいかも)。ラストの選択はなかなか難しいですね。
私がグリーンにハマったのは、小さなサイズにも MTO とはいえ対応してくれる企業姿勢と、クラシカルなデザインの靴が豊富であるからかもしれません。前社長のジョン・フルスティックさんと受注会でお話(通訳経由ですが …)しする機会を得られたのもありますね、きっと。
旧マスターロイドはドーバー(たしか 6 万円台!)がスタートです。私の現在の年齢と、断捨離したとはいえ残っている革靴の足数から考えて、革靴の購入はそろそろ最後としたく、それはドーバーにしたい、という思いが出てきています。
旧マスターのドーバーのクラックが深くなってきていることもありますが、いわゆる高級靴の歴史としてはドーバーに始まり、ドーバーで終わるのもいいかな、と。
少し前、ユニオンワークスのスタッフとの会話で、ビスポークシューズを嗜むような方々はオールソールすることがないようです。靴を大量に所有していて、そこまで履くことがないという理由のようですが、私は修理を重ねていきたい、と考えています。
なんか真面目な話になってしまい、そして長々とすみません!
では。
hanaishiさま
またしても遅くなってしまいまして申し訳ございません。ユニオンワークスさんのお話、大変心当たりがあり心苦しくもあるところです……。笑
ビスポークを嗜むという感じではないですが……。
私も本来は修理を重ねて……というのを志していたのですが、世の中に素晴らしい靴が多すぎるもんだからしょうがないと諦めています。徐々に絞られていくかもですが。
そんな中、クラックしても旧マスタードーバーを愛用されているのは素晴らしいエピソードだと思います。私も最初に無理して買ったJ.M.WESTONのゴルフはそうなるまで履いていきたいと思っています。
また、フルスティック氏とお話ししたことがある、というのはEGをご存知の方なら誰でも羨むご経験ですね。いやはや羨ましいです。
ぜひぜひドーバー購入されたらまた教えてくださいね!自身ラスト1足となるドーバーはいったいどんな仕様のものか、ぜひお伺いしたいです!
もでぃふぁいどさん、返信、そして私の完全自己満足の話にお付き合いいただき、誠にありがとうございます。
ドーバー、購入したというか、ストラスブルゴで MTO してしまいました(笑)
私が最後に選んだ1足のオーダー仕様は以下の通りです。
ラスト: 32
サイズ:5
ウィズ:D
アッパー:UTAH BROWN
ソール:N1(シングルソール)
32 5E の色違いのドーバー計 3 足の試着をさせてもらい(これは本当にありがたかったです)、個体差で1 足がややルーズフィットで羽根の開きもやや狭かったため、5D を選択しました。
やや冒険ですが、ラスト 32 は私の場合、履きじわができるあたりのうき(アッパーと足との間の空間)が 202 に比べてやや大きいので、ユタカーフであれば、タイトめに仕上がっても馴染みやすいだろうとの判断です。
ユタカーフのブラウンを選んだのは、今の(私の範囲の)ビジネスシーンでは十分許容範囲であることや、これから特に60歳以上になってからのカジュアルシーンでも履きやすいだろう、と考えてのことです。
ドーバーでユタカーフなのに、なぜシングルレザーソール?と思われるかもしれませんが、ロイドのドーバーを履き始めた数ヶ月、スペードソールは私のような小足ではとても苦行であったことを思い出したことと、最近のグリーンのレザーソールの履き心地を味わいたい、と思いまして …。
ブラウン系のアッパーのラバーソール靴は何足かあったのも理由の一つです。ただ1足は四半世紀以上雨の日中心に履いていてクラックも数箇所出ているので、いずれそれをリタイアさせなければならないとき、このドーバーをラバーソールに換えればいいかな、と。
・・・と、いろいろと理由をつけていますが、半分ぐらいは後付けです(笑)
お言葉に甘えて、50半ばのオヤジの自己満足話、またもや長々と大変失礼しました。
hanaishiさま
続報ありがとうございます!!
なんとMTO……!!
ユタでN1、シブいですね!
私のドーバーもユタカーフですが、ユタカーフは柔らかく、返りもとても良いのできっと目論見通りの1足になるのでは?と思います!
私もスペードソールについては同じ意見です。
耐久性が必要ならラバー貼ったり、ラバーソールに替えたりという選択をすれば良いのでは?と……。笑
いえいえこちらこそ、大変勉強になりました。手持ちのユタカーフのドーバーとも長く付き合っていけそうなことが改めて確認できました!ありがとうございます!!