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革靴のヒールのキズを10分で補修しよう!道具や具体的な方法をご紹介します!

600秒で支度しな!

革靴のヒールにキズが!!

こういうの、いったい全体どんな歩きかたをしてたら、こんなキズがつくんだ?そう言いたくなる夜もありますよね。

気合いを入れて買った、お気に入りの靴だったりするとなおさら。

うっすら線が入っていることからも分かるように、ヒールは革(や類似の材質)を積み上げてあり、その断面を磨き込んだ状態になっています。

なのでキズがついたとしても、革の表皮にあたる銀面と比べるとけっこう簡単に補修できます。ラバーソールの場合は汚れが付着することはあれど、こういう目立つ傷は入りませんね。

というわけで夜のうちになんとかしましょう、

10分で!!

ヒールのキズ補修で用意するモノ!

ご用意いただくのはこちらー!!

紙やすり(#150〜400くらい)

まずは紙やすり!!今回は#320とかいう微妙なやつを使っていますが#150、#240、#400があればなんとかなります。

#150はBrift H長谷川氏の著書でもコバ補修に使われていたはず。

耐水ペーパーだと削り粉が靴側に付着することがあるので、ふつうのサンドペーパーがオススメ!!

(とか言いつつ今回手元にあったのは耐水ペーパーなので、それでやっちゃいました。)

コバの色に合ったワックス!

もちろんコバインキでもなんとかなるのではないかと思いつつ、今回はワックスでやりました。手元にあったので。

ヒールのブロックに合った色付きのものを選びましょう。今回は黒。

もちろん普段靴磨きをする用のものがあればそれでOKです!

豚毛(or化繊)のブラシ!

化繊か豚毛のブラシがあるとグッドです。これもいつもの靴磨き用でOK!

豚毛のブラシは毛足が短いので力がかけやすく、クリームやワックスを馴染ませる用途に役立ちます。

かならずしも高いものを買う必要はなく、1,000円代のもので特に不満もないですが、そうそう壊れるものでもないので意外と長年の付き合いになります。

それならばふるさと納税なんかで良いものを手に入れ、長年愛用するのも手だなぁと、新調を考えちゃいます。。。ショージワークスさんの、ふるさと納税でいけるんだ……!!

なくても良いがポリッシュグローブ!

使い古しのストッキングでも良いですが、気兼ねなく長年使えるのがこちら!

なくても良いアイテムですが、ふだんの靴磨きの成果も手軽に1ランク輝きがアップするのでこの価格なら持っておいても良いかと。

より高級っぽいアイテムとしてムートンなど、モフモフのグローブもあるのですが、あれは豚毛ブラシとコイツの中間みたいなアイテムなので、ツヤを出したいなら化繊1択です。

高いからもっと良いんだろ?と買うとなんか全然違うので注意。(やった人)

10分で補修しよう!

削れ!!

紙やすりで、周りごとざっくり削りましょう。キズだけを消すのではなく、馴染ませる感じになるので周りごとやっちゃいます。

ほかの部分(特にヒール上部のアッパーレザー)を削るとツラすぎるので、指でガードしつつ削ります。

見えづらいですが、親指の爪の真ん中あたりにサンドペーパーを折ったカドが来るように持ってます。

ここまで気をつけていても、気を抜いているとそのへんガリッと擦ったりするので注意!!

削ったあとはこんな感じ。ヒールの積み上げはなんとかなるのでざっくりやっちゃって良いです。キズの深さにもよりますが、30往復もすれば十分かと。

耐水ペーパーを使ったこともあり、このまま磨くと削り粉ごと塗り固めそうなのでいったん湿らせたティッシュで拭き取りました。

ワックスを塗れ!!

ワックスを塗りましょう。指でも、ペネトレイトブラシでも使い古しの布でもOK。

もでぃふぁいど は靴下に穴あけるのが得意なので穴の空いた靴下で塗りました。

ブラシで磨け!!

あとは豚毛のブラシで磨きます。親の仇と思って力をかける必要はありませんが、そこそこの力で磨きましょう。なぜるだけではワックスが馴染みません。そんな気がします。

豚毛は硬めですが、革にキズは入りません

フィニッシュ!!

手元にあったグローブシャインでも少し磨いた状態がこちら。

補修前の下の写真と比べると見違えますね!!

とはいえ、アップで細かく見ればまだ打痕が残っています。今回は#150→#320で仕上げるべきだったかもしれませんね。

まぁそれはそのうちで!!!

それより見て!!ついでにアッパーも磨きました。

ワインハイマー社のボックスカーフで作っていただいた靴ですが、なんだか良い感じのツヤを放つようになってきました。

ビスポークなら前身のカールフロイデンベルグのデッドストックでも作ってみたい!という憧れもありますが、現行で品質も安定していてこの革の質感なら、もでぃふぁいど は無理にデッドストックじゃなくて良いなぁとも感じます。

ワインハイマーの革は今や定番感もありますが、やっぱり定番は間違いありませんね!!

今日のモディファイ!

寒い日は靴磨きに限りますね……!!

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