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内部まで革靴の丸洗い手順!(シャノン、ほぼ死す〜だいぶ復活編)

靴がカビたら靴の丸洗い!

あらすじ

やめて!梅雨時のカビの特殊能力で、シャノン・ザ・チャーチが覆われたら、金のゲームでシューズと繋がってるもでぃふぁいど の精神まで燃え尽きちゃう!

お願い、死なないで もでぃふぁいど! 

あんたが今ここで倒れたら、雨用の靴はもう買わないと決めた嫁との約束はどうなっちゃうの? 
アッパーはまだ無事。ここを耐えれば、カビに勝てるんだから! 

次回「シャノン死す」デュエルスタンバイ!

シャノン復活を懸けて

革靴のカビといえば消毒後、水洗い。 いきなり水洗いすると繊維の奥に入り込んだカビがそのうち復活するので、まずは消毒用アルコールやモールドクリーナーなどでしっかり殺菌することが大事です。

とはいえ繊維の奥の奥まで入り込んだカビを全てやっつけるのは、どだい無理な話です。

あらかたやっつけて、あとは再発しないように着用後のブラッシングを欠かさず、風通しがよいところで保管することが肝要です。

特に今回は内部までジャブジャブ洗っちまおうというわけなので、何より水洗い後はしっかり乾燥しないと再び靴が腐海に沈むことになります。

そうしたリスクを鑑みると本当はプロに頼むのが安心です。まず安パイは間違いなくBrift Hさんですね。

https://brift-h.com/menu/menu_list/

一度そのへんのクリーニング屋さんに靴の丸洗いを頼んだことがあるのですが、同様に6,000円くらいした記憶があります。Brift Hにお願いすれば、プロ中のプロに洗ってもらえる(外注かもですが)ほか、洗った後の乾燥もしっかりやってくれるはずですし、何より洗い後の磨きまでついてこのお値段!え?Biift Hさんの磨きまでついてこのお値段なの!?ぜったいこっちのがいいね!!

宅配便でも依頼できますので、全国どこからでもOKです。これも嬉しい。

結局頼れるのは

さぁ、BriftHさんに送るぞ……!!と思った矢先、靴をよく見ていたら、これインソールも若干カビてねぇ?(写真自粛)

以前は何も知らずに内部までジャブジャブやりましたが、靴の内側に水を入れてしまうとコルクや中底まで湿ってしまうので乾きにくくなり、カビ再発のリスクが高まります。

プロに依頼しても内部はやってもらえないかも……というかそのあたりの確認が面倒くさい。

まずは……自力でやってみるか……!!

たいていの場合、この後は

プロのひと「どうしてこんなひどいことに?」

も「自力でなんとかしようと……」

プロのひと「あー……」

みたいな展開がどの界隈でも起こりがちなのでマジで心しましょうね。うまくやってみせる俺ならできる!!ってその度思うんですけどね。だいたい後悔で枕を濡らしますからね。

というわけで今回はシャノンを洗っていきたいと思います。

革靴を洗おう!

1.あらかたカビを拭き取る

ビニール袋を用意して、モールドクリーナーをティッシュや布につけ、靴のカビを拭いていきます。マスク推奨です。

拭き終わったらティッシュは速やかにビニール袋に入れて口を縛って捨てましょう。カビの胞子飛散防止です。

そんなこんなで、ようやく人目にさらせるくらいに回復したシャノン。

2.ヒモは外す

ヒモは外しましょう。こう見ると5年くらい?履いてええ感じにエイジングが進みましたね。

3.水じゃぼん

早速水じゃぼ……

……セーフ

とか遊んでないで水没させます。

4.サドルソープで洗う

モゥブレイのサドルソープです。

中蓋まで開けると中身はこんな感じ。バターくらいの硬度でしょうか。常温でも溶けませんが。

自前のスポンジを用意します。ちょっと高いサフィール製を買えばスポンジもついてきますが、モゥブレイにはついてきません。もでぃふぁいど はくたびれたスポンジをよく洗って再利用し、引導を渡しました。

これでサドルソープを擦って少量スポンジに取り……

泡立てます。

5.靴を洗おう

優しく洗います。

洗います。(シュータン裏はシールの跡ですね……)

今回は秘密兵器もあるので靴内部も洗っちゃいます。自己責任で!!

6.水ですすぐ

サドルソープは革に良い成分も入っているので、ヌメリが残るくらいに洗い流す……ってそんなんムズイわ!!水かければ全部流れるんじゃ!!!

と思っていたのですが、スポンジを濡らす→絞る→……を繰り返して、ギリ泡立たないくらいにして表面を拭うことにしました。

樹脂コーティングされたポリッシュドバインダーに意味があるのかはイマイチ謎ですが。

洗い上がりシャノン

7.乾燥!!

ここが大事です。カビとの戦いで最重要ステップです。

新聞紙つっこんで数時間おきに変えたり、途中からはシューツリー入れて乾燥を防ぐ……とかがセオリーですが、あいにく新聞はないし、ガッツリ内部も濡らしたのでシューツリーより乾燥を優先したいところ。普段シューツリー入れて保管しているので、靴の反りもあまりないですし。

そこで今回はこの秘密兵器!

靴乾燥用扇風機!!!

もでぃふぁいど が靴にハマっていることを知った千葉のイメルダこと母がいつかの誕生日にくれたものです。

が、最近amazonで流行りのなんせ怪しい感じの商品なんで、「発火とかホント大丈夫?」とか心配してお蔵入りしていたのですが今回はそれどころじゃねえ。

(最初から使っていればここまでひどくならなかったのでは?とか言っちゃいけない)

全く同じものは見当たらないのですが、探してみると、より安心感のあるツインバード製(2,800円)や

アイリスオーヤマ製(約5,000円)なんかがありますね。どちらも革靴モードがついていて安心です。

梅雨時になると品薄……になるかどうかわかりませんが、秋雨の時期に向けて先手を打っておくのも良いかと。この記事のような目に遭わずに済みますよ。

結局、日陰に置いて35℃近い外気+秘密兵器で2日ほど乾かしました。乾燥の際は直射日光やドライヤーなど、熱には気をつけましょう。最悪革がひび割れるリスクがあります。

長くなってきたので、その後のケアは次回!!

今日のモディファイ!

最近蚊よりカビのが憎いです。

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