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VASS Budapest Oxford Museum Calf Grey(ヴァーシュ ブダペストオックスフォード ミュージアムカーフ グレー)!!!

というわけで、これでした。

VASSとは!!!

VASS(ヴァーシュ)といえば、東欧はブダペストでVASSさん一族が経営されている靴ファクトリー!!

工程のほとんどを手作業で行なっている世界でも貴重なファクトリーです。

また、イタリアのラストメイカー、ロベルト・ウゴリーニ氏が作成した美しく良フィットな木型を使った靴を作っているのも特徴です。

ハインリッヒディンケラッカーのような、THE東欧靴も作りつつ、ウゴリーニ氏のイタリアの感性が盛り込まれたエレガントな靴もラインナップしています。

イタリアンでエレガント、というとチャーチやエドワードグリーンなんかのTHE 英国靴が好きな方は顔を背けてしまうかもしれませんが……。しかし!!

出会いはインスタ!!

これアカンくないですか?

アカンですよね?

もでぃふぁいど はそう思います。

173ラストや82ラストがオッケーな方ならビビッと来るはず。

現代的なれど、トラディショナルな紳士靴と言える逸品だと思います。

各部!!

ブダペストオックスフォード、というモデル名でしたが、スタイルとしては内羽根フルブローグです。

ピンギング(革をギザギザにカットする、フルブローグ等カントリーな靴にに見られる仕様)はなし。フルブローグなのにどこかドレッシーです。

そして昨日の手抜き更新で問いかけた色は……

ミュージアムカーフのグレー。手で染めたかのようなムラのある染め方の革です。ジョンロブに使われていることで有名ですね。

一口にミュージアムカーフと言っても、イルチア社(廃業)やゾンタ社、ボナウド社など、イタリアのタンナー(皮革製造社)は色々なところがムラ染めの革を作っているのでどこのかはわかりませんが……。

まぁキレイなのでオッケーです。いつかグレーは合わせづらいとのコメントもいただきましたが、結局買っちゃいました。すみません。

黒の顔料が入ったクリームを入れて「あれ?薄くなっちゃった?」くらいのノリで仕事に履いて行こうと思っています。

意外と足元に来てしまえば目立たな……どうでしょう?

ソールは、といえばのレンデンバッハ社のソール。1年近く伝統的な製法でじっくり鞣したソール専用の革は、繊維が詰まって分厚くしなやかで耐久性抜群!ハンドソーンウェルテッドの構造もあって初期から返りはそこそこ良いです。

でもヒールのラバーにも飾り釘打ってあるの、見た目は良いけどいつか滑るんだろうな……(見た目は最高ですよ?)

素朴な出来栄え

この靴のラストはFラスト。ウゴリーニ氏が作成した、どちらかというとトラディショナルな木型です。氏が作成した他の木型に比べると英国靴を意識した形になっています。

言われるほどロングノーズでもないです(サイズは40です)

ブローグ(穴飾り)のバランスもいい感じ。粗野すぎずエレガントすぎずですが、ちょっと大きめでカントリー寄り。最高です。

踏まず部も丁寧な釣り込み

ちょっとひとこと。

ただ、マイナーな靴ながらも各所でちょこちょこ取り上げられつつありますが……。

靴として機能的に必要な部分を職人さんが手作業で丁寧に作りました、という趣きです。

と、いうのも。

伏せ縫いなんかは……

まぁ雑です。笑

こういう部分まで完璧さを求めるならばジョンロブやエドワードグリーン、J.M.WESTONなどを買うべきでしょう。

(だってこの靴、€441ですし……)

日本円で15万とかで売られている靴に関してはこのへんの検品が厳しくなっているかもしれませんね。

もでぃふぁいど は履ければいいので、これでオッケーです。

まぁここ丁寧にやらないならオープンチャネルで良かった気もしなくはないですが……

総評!!!

ええ感じです!!

歩くための道具としてはしっかり作ってありますし、履き心地もグーです。近々記事にしたいと思います。

細部を気にする方には向かないかもしれませんが、大らかな方にはオススメできます!

今日のモディファイ!!!

各界に配慮して入手方法は非公開としたいと思います!!!

(念のため、法に触れるようなことはしていません。笑)

税金も納めましたし……

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