反ダイナイトソール派だったもでぃふぁいど です。
今日はダイナイトソールの不幸な誤解についてです。
ダイナイトソールとは!
合成ゴム製の底です。グッドイヤーウェルト製法等の張替えが効く靴に使うラバーソールなら、まずはコレ!!というスタンダードな底です。
もでぃふぁいど が持っているダイナイトソールの靴と言えば……
Church’s GRAFTON R!!!
このブログの随所に出てきますが……。
「ダイナイトソールって雨の日、平滑な床に踏み出した1歩目のかかと、めっちゃ滑るよね」
と思うことしきりです。それはもう、ずるっと。幸い滑るのは1歩目ですので、階段前などの段差周りで滑ることはほぼないのですが……。
駅や取引先に入った途端に股が裂けそうになるのも、ちょっと……。
もでぃふぁいど は何食わぬ顔で結構スライドしています。笑
そもそも、ラバーソールなんだから、雨の日に履くのは当然でしょ、と思っていたのですが……。
ダイナイトソールの歴史!!
靴底は革、というのが当たり前だった時代。
一般的に靴底の革は濡れていると摩耗が早くなると言われています。
そんな中、ハルボロラバー社が開発した合成ゴム製の靴底がダイナイトソールでした。正式名称はスタッデッドソールなのですが、あまりの人気のために昼夜ぶっ続け(Day & night)で生産しなくてはならない、という状況からDay & Night→ダイナイトと言われるようになったとか。(今ではハルボロラバー社のダイナイトブランドという扱いになっています。)
何がウケたのかって、耐摩耗性がレザーソールより優れていたこと!そして、ゴルフに行くときに泥がついても大丈夫!
つまり、雨でも滑らない、というのはそもそもウリではないわけです。車のタイヤだって、トレッドパターンを工夫をしなければ雨天で滑ります。冬用タイヤはクルミの殻が練り込まれていたりもしますよね。
ダイナイトソールはこの通り、簡易なパターンですから……。
考えてみれば滑るわけだ。
交換の時期!
あまり書かれていないですが、ダイナイトソールの交換時期は、ソールパターンが一部まっさらになったら!!……で良いと思います。接地面の関係で、中央部から削れていくのですが……。
あとは滑りと相談しつつ、ですかね。それよりも先に出し縫いが切れてしまいそうなので、もしソールが剥がれてきたら交換時期ですね。
晴れの日に履いてみた!
じゃあ、晴れの日に履いて歩いてみましょう。
たまたま仕事で用事があった鎌倉。良い気候の日でした。
相棒はもちろんグラフトン!!最近、このゴツいフルブローグが気分です。フィット感も良いですし。
少し次のアポまで時間もあるし、調べたら歩けそうな距離。じゃあ歩いてみよう!
北鎌倉駅前。
遠くに円覚寺の桜が見えます。
踏切で一休み。
そして鎌倉といえば切り通しです。三方を山に囲まれた鎌倉。たどり着くためには、このほっそい坂道を攻略せねばなりません。
歩くだけでも結構大変。
和服姿のご婦人が歩かれているのはさすが古都です。さすがに正面から他人様を撮るのは憚られたので写真はないですが。
見上げれば初夏の日差し。
今度は坂を下ります。
そして酒を下ると……アングルは違えどシンゴジラの聖地。笑
遠くに山。ちらほらと桜。日本の原風景ですね……。
とかやっていたら時間がなくなってきたので急ぎます。
すごい……洋館カフェ?後で調べたら古我亭っていうレストランが入っているそうです。
っとここまで!この後は特に写真映えする場所には寄らなかったのです。笑
まとめ!!
今回歩いた距離は……。
2.5km!!
また、この日はこれも含めて8.6km歩いたみたいです。
その割に疲れは感じません。重い靴、重いソールでしたが、それよりもクッショニングが若干ですがレザーより優れているので関節へのダメージが少ない感じです。
これで摩耗にも強いとなれば、よく歩かれる方には心強いソールですね。
今日のモディファイ!!!
ダイナイトソールは雨用ソールじゃない!!!むしろ晴れの日に、歩く日にこそ履いてやってください!!!!ホント、雨の日はむしろ危ないんで……。
安!このグラフトン安!!梅雨に向けて是非。
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そしてシャノンでダイナイトも大アリですなぁ……。6.8万。安い……。
Church’s チャーチ SHANNON R シャノン プレーントゥ ダイナイトソール BLACK ブラック ポリッシュドバインダーカーフ ≪UK直輸入・正規品≫