こんな記事を見る度に書いてみたかった、もでぃふぁいど です。
まず、ローテーションに必要な3足を選ぶにあたってその条件を考えたいと思います。
……このブログをいつも読まれている方は……3足どころでは収まらない方も多いかと思われますが……。笑
おめでとうございます!!
桜舞う季節。各所でフレッシュマンとおぼしき若人を見かけます。あぁ……もう既に?6年前?時間が経ったもんだ……。と若輩者ながら思います。
オッサンの感傷はさておき、まずは新社会人になられた方、おめでとうございます!
経済的に自立してやっていく、働いた報酬をもらって生活を回していく、というのは、大変だけど立派なことです。
学生まではチュートリアルだったんだな、と思う今日この頃。いよいよ人生本番です。
買うべきは靴!!
そして……スーツを着る必要がある職場であれば、まず買いたいのは靴!!靴なんです!!毎日歩きますでしょ?靴、必要ですよね??
いささか強引な始まり方ですが、一度履き心地の良い靴を履いてしまうともう戻れません。
もでぃふぁいど も就職活動で使っていた5,000円くらいの革靴にはとうに戻れない体になってしまいました。
今日は前編!就活生、新社会人にオススメの革靴の条件を考えていきます。
就活生、新社会人になるご子息、親戚がいらっしゃる方にも!!
もう遅いわという方、10年履くことができるので、きちんとしたものを買えばエラくなるまで使えます!大丈夫です!むしろきちんと手入れされた靴は印象を良くし、仕事が上手くいくようになります!!
1.就活生や新社会人が履くべき靴の条件!!
1.1.安価かつ頑丈な靴!!!グッドイヤーウェルト製法!!!
コストパフォーマンスが高いことが、まず重要でしょう。
ただ、本稿でおススメしたい靴は2万円以上する革靴です。
高い!何がコスパだ!!
もでぃふぁいど もそう思っていた時期がありました。
今やイ〇ンや商店街の靴屋でアンダー1万円でたたき売られている革靴。
靴には製法がいくつかありますが、こういった安価な靴はボンドで靴底をくっつけてあります。接着が弱まると底がビローン。もしくは、かかとの部分がポロリ。
落ちているかかとのパーツを目にしたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。笑
文字通り「セメント製法」と呼ばれる製法で作られた靴たちです。
それに対し、本記事で勧めたいのは「グッドイヤーウェルト(ウェルテッド)」製法で作られた靴です。
細かい説明はいくらでもできるのですが、ここで重要なのは靴底が糸で縫い付けられているという点です。
グッドイヤーウェルト製法で作られた靴は、減った靴底を張り替えて長く履くことができるのです。なんと、きちんと手入れしながら履けば10年は履けます。
……え?買い替えて新品を履いた方がいい?
もでぃふぁいど もそう思っていた時期がありました。
新しい革靴って靴擦れしませんか?買い替える度に絆創膏にお世話になる方も少なくないはずです。そんな思い、あんまりしたくないものですよね。なんせ、歩くための重要な部位ですので足は痛覚が敏感です。歩けなければマンモスを狩りに行くこともできない。腹が減ります。腹が減れば……。
でも、一度馴染ませた靴なら10年以上履くことができる。靴擦れ知らずです。
え?10年も履いたら汚ないし臭そう?
そう思っていた時期もありました。
まず、3足をローテ―ションさせて休ませながら履いて行くこと。これが劇的に靴を長持ちさせます。
しっかり乾かしてから履けば靴は臭くならないんです。
そしてたまーに磨いてあげること。これだけでも全然違います。
これは5年目になろうかという靴です。200回は下らないくらい履いていますが……。
むしろ5年経って味のある表情に。新品時のまっさらな状態より、なんかいい感じじゃないですか?
まとめると、
・2万円はするけれど、
・10年は履けるグッドイヤーウェルテッド製法で作られた靴を
・3足
・定期的にケアしながら
履いて行くのがコストパフォーマンスが一番高いのです!!!!
1年で1足履きつぶしていけば10年で10万円。しかも足は臭くなります。笑
3足ローテで各2万円で10年なら、6万円。足は臭くなりません!差は歴然ですね。
実は修理だなんだとしていくとそこまで使うお金に差は出なかったりするのですが……2万円以上するような靴は履き心地もダンゼン良く、靴擦れ知らずのまさに「相棒」としてやっていけるわけです。
仕事ではツライこともあります。
仕事では大きな舞台を前に緊張することもあります。
そんなときにいつもと変わらず支えてくれる相棒がいる。きっと、頼りになることでしょう。
ちなみに最近の靴はグッドイヤーウェルト製法で作られているかどうか、見た目では判断できない靴が多いです。セメント製法なのに、糸だけフェイクで見えている靴、なんてものもありますので、店員さんに聞くか、モデルを決め打ちで行くのが良いです。
1.2.形はシンプル!控えめにしておこう!
靴は、長い歴史の中で様々な装飾やディテールが編み出されてきました。
こんなのや
こんなのですね。他にもたくさんあります。
しかし、覚えておきたいのは「黒くて」「シンプル」なほど、カッチリとした靴だということです。例えば、こんなのです。
革靴ってなると、つい茶色い革靴も試したくなるのですが、最初の3足についてはシンプルな黒靴で固めてしまって良いと思います。その後、ハマった方は色々買っていけばよろし。
当ブログでは「縁起の良い靴」として「クォーターブローグ」という種類の靴を勧めたりもしていますが
選択肢があまりないので……
プレーントゥ:文字通りつま先に装飾がない靴
ストレートチップ(キャップトゥ):つま先にキャップをかぶせ、縫い止めた靴
クォーターブローグ(パンチドキャップトゥ):ストレートチップのつま先の縫い目に穴飾りを施したもの
あたりが良いと思います。
マニアからすれば、無難で面白味のない選択ですが、まずは基本!無難で良いと思います。
もでぃふぁいど のスタンスは「お洒落は他人のために」です。
もちろん自分の好きな服、靴を身に着けるのもいいことです。ただし、こと仕事においては誰からも好印象を持たれるほうが何かと上手くいきますので、こういう選択になりました。
TPOをわきまえようってな具合ですね。
この場合の「他人のため」、まさに「情けは人の為ならず」です。結局自分に跳ね返ってきますから。
1.3ブランドも控えめに!!
靴は見た目だけではなかなかブランドまでわかりません。意匠権もないので、どこでも同じデザインの靴を作ることができます。
だから基本的には好きなブランドの靴を履いていても大丈夫なのですが……。
日本では脱ぎ履きの機会が多く、意外と中敷きのロゴが見えたりするんですよね。
ルーキーが脱いだ靴の中敷きに「HERMES」とか書いてあったら……。もでぃふぁいど は「やっぱり良い革だと思ってたんだよねぇ」とか言って喜びますが(笑)、「若いのにナマイキな」と思う方もいらっしゃることでしょう。ちょっぴり差し障りがあることもあるでしょう。
百貨店の高級ブランドフロアに入っているようなブランドの靴は、まず避けておくのが良いかな、と思います。
あとは比較的高級靴として知名度がある「ジョンロブ」。欲しいですが……じゃなかった、まず、新入社員は避けらのが無難という話でしたね。
そもそも
14万円とかしますので、3足買うのはなかなか……笑。
まとめ!
というわけで、就活生、新社会人が履くべき靴の条件は!
・グッドイヤーウェルテッド製法
・形はそこそこシンプル
・控えめなブランド
というわけで、後編!!この中から3足選ぼうの記事に続きます!!
今日のモディファイ!!!
新社会人になられた方!おめでとうございます!!就活が始まる方!!頑張ってください!!!もでぃふぁいど はいつだって靴沼の真ん中で皆さんをお待ちしています!!!
後半は10足くらい靴を挙げるので、この中から3足選んでみては!!という記事の予定です。
高いですが……間違いない逸足。マニアからすると売り切り価格!?!?ってなります。笑
欲しいぜ……。