キュアもでぃふぁいど をよろしくお願いします
キュアオールクリームとは!?
今回はクリームのレビューです!新しいものを仕入れましたよ……!!
キュアオールクリームとは革づくり・カラーリングのスペシャリスト、THE LABO代表の斗谷氏によるクリームです。
氏がどんな方かといえば、
- 自身のブランド『RYO HAKARIDANI LEATHER LABO.』代表
- 靴磨き選手権大会2019 カラーリング部門優勝者
- 革の仕上げを担うフィニッシャー
- モゥブレイのテクニカルアドバイザー
という方で、これはもうつまり、この分野の第一人者として活躍されている方です。話題になったモゥブレイのリキッドワックスの開発にも携わられていましたね!
そんな斗谷氏が調合したクリームがこちらのキュアオールクリーム シリーズです。

こちらがどんなクリームかと言えば……販売店であるクツビガクさんから引用しましょう。
革づくり・カラーリングのスペシャリスト、THE LABO代表の斗谷氏によるクリームです。
革の長持ちをあらゆる角度から追求し、抗カビ・消臭・抗菌の項目でエビデンスを取得済。
靴に限らず、革製品全般に使えるよう調合されています。クツビガク(https://kutsubigaku.base.shop/items/75426815 )より引用
というわけで、キュアオールクリームは「革の長持ち」にフォーカスして調合されたクリームであることがわかります。
みなさん、良い靴を買ったとき、シューケアに少なからず目覚めるじゃないですか?アレってなんで始めたんでしたっけ??
せっかく買った良い靴を
長く履くため
ですよね???
具体的に言うなら、乾燥による革の割れ、クラックがとにかく怖かったはず。
そこにきての長持ちにフォーカスしたクリーム……答えはもう出ましたね??
ちなみにクツビガクさんの販売ページはこちら!(非案件)
https://kutsubigaku.base.shop/categories/4988304
いま4周年を迎えられた(めでたい!)ということで、再販別注色も含めいろいろラインナップされているので眺めてみると楽しいですよ。散財必至……!!
ちなみに案外クラックしないじゃん、というのは実感としてもあるのですが、そうなると今度怖いのはカビです。
カビはねぇ〜絶対クラックよりやる方、日本だと多いと思うんですけどいかがでしょう?
となると抗カビ……という方にもやっぱりキュアオールクリームがオススメ!!
うそやん……キュアオールクリーム……全部に効く……!!
オールって書いてあるもんね。
このキュアオールクリームには大まかに4種類のラインナップがあります。
- モイスト
- スタンダード
- グロス
- 色付きグロス
モイストは、ロウ分不使用で保湿に超特化。スタンダードは現状維持を目指してユニオンワークスさんと調合を煮詰めたもの。グロスはスタンダードよりも光沢を出せる配合。色つきはグロスをベースに様々なコンセプトの色を表現しています。
キュアオールクリームのスタンダードを試してみた!!
そんなわけで、目的別に導入すれば良い感じ間違いなしのキュアオールクリームですが、もでぃふぁいど は先にも挙げたように今回スタンダードをチョイス!!
ユニオンワークスさんと配合を煮詰めたっていうエピソードが良いですよね。
たしかに靴が修理から返ってきて、「あんなに頑張って磨いていたツヤが……ない……!!」というのはちょっと悲しい。(修理内容を考えたらそうなって然るべきなんですけど)
かといってビカビカに光って返ってくるというのも、全員が嬉しいことじゃありません。ノーワックスでジンワリなツヤを楽しむ向きもありますからね。
となると、現状維持……!!ツヤを落としも加えもしない絶妙な塩梅……!!これがスタンダード……!!

というわけで早速磨いていきましょう。今回のターゲットはChurch’sのShannonです。
磨きの効果を見るのにガラスレザー持ってくんじゃねえというご意見もあろうかと思いますが、磨きたいもんは仕方ない。
修理から返ってきて、とりあえずモールドクリーナーしておいたのですが雨に打たれて水玉状のもようになったところ、ブラッシングしたのでこんな感じに。なんとなく全体的な曇りと、グワシィッとなっているクリームの浮きが気になります。

で、キュアオールクリームを開封……!!
この香り……!!
イソジン……!!
なるほど、ケミカルな香りですが、効きそうな感じがムンムンしています。
テクスチャはクリームというか液体ですね。リッチモイスチャーのような粘性もなく、ステインリムーバー……というか水と同等のシャバシャバ感。
古布に取る際は瓶を傾けるのではなく、布で瓶の口を塞いでひと振りすれば適量です。
専用布を用意するのもステキですが、雑な綿100古布でガーッと磨くシューケアからしか得られない栄養もある。映えないので写真はないですけど。
さて、そんなテクスチャなので塗り伸ばすにあたってなんの懸念もありません。サーっと拭けばオッケー!!これ………使いやすいぞ……!!
で、塗ると多少なりとも曇るのであとは古布のクリームがついてないところでガーッと乾拭きします。
するとこんな感じに!

うっすらした曇り、クリームの浮き、ともに綺麗さっぱり一掃されました〜!!
なに?ガラスレザーだから光るのは当たり前?そういうこと言う人は、自分で買って試すと良いのです!!いいですよ、これ!!!
ただし、当然のことながらキズの補修力はありません。コンセプトが違うので。ガラスレザーのキズならなおさら。

このキズも勲章よね〜、という気もしつつ、機会があれば他のクリームも塗ってみましょうかね。クレムとかで補色すれば比較的隠れるイメージなんですけど、どうかしら?
このあたりは目的別に使い分けが肝心ですね。グロスベースのディープブラックも気になるところ。
最後に両足拭きあげておしまい!ノーワックスですが良い照り具合です。

オールデンの9901もいいですけどね、Shannonも良いですよ。雨でも気兼ねなく履けてケアも楽、酷使してもなんだかんだで割れてないですし!
ほらたとえばオールデンで言えばレアカラー……でも雨でも安心して履けるライトブラウンのシャノン、1足いかがでs……欲しいぞ!?!?!?
訳あり品なら10万切るゥ!ギリ英国の良心と言えるか!?
今日のモディファイ!
モイストもグロスも気になります!!!