ついに我が家も塩害にやられる日が……
革靴の塩吹き!!
今日からしばらく雨予報かぁ〜。
そんなときに頼りになるのはChurch’sのグラフトン!!!
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外羽根の173ラストは際立った特徴はないもののカカトもついてくるし、なんだかんだといい感じに足を包み込んでくれます。無理せず履ける良ラスト。
さて、今日も調子はバッチリ!!さぁお出か…
お?
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おお……??
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これはもしやカビ……!!
ここもじきに腐海に沈む……
と思いきや、これ、あの憎きフワフワフサフサではなさそうです。立体感が足りません。
カビが恐ろしいのは、他の靴にもガンガンうつること、そしてなんか鼻炎持ちとしては鼻持ちならない感じです。(もちろん革もダメにします)
が、今回は違うと。
ということはアレか。塩か。
革靴が塩を吹く??
革靴の塩吹きについて調べていらっしゃった方。まずはご安心ください。
塩を吹くのは、革靴(特に雨靴)の宿命ですし、他の靴にうつることもなければ、すぐに靴がダメになるものでもありません。
この塩の由来は
- 汗
- 革にもともと含まれていたもの
自分で塩振ったり海にドボンしていなければこの2つかと。
汗はまぁ、言わずともわかると思います。人が1日に足裏からかく汗はコップ1杯分……というアレです。正直、本当かよ……と思っていますが…笑
革に塩分が含まれているというのは、革のなめし(製造)工程において……というよりその前、原皮が腐らないように塩漬けにして保存してあることによります。もちろんそのあと塩抜きするのですが、完全には抜くのは難しいです。
そんなわけで、塩吹きのメカニズムとしては
- ふだんは塩分は革内部の水分に混じってとどまっている
- 靴が雨に濡れた後に乾燥すると、塩分は水分や油分とともに革表面に出てきます。
- そして水分が蒸発したあとに塩だけ革表面に残る
- 塩吹き靴の完成!!
といったかんじです。
塩吹き対策2つ!!
応急処置!!
応急処置としては、ブラッシング&クリーナーです。
ブラッシングして
クリーナー。今回はステインリムーバーを使ってみました。
で、この通りです。ふぅ。
Before
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ブラッシング後
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After(ブラッシング&ステインリムーバー後)
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バッチリ!!
ただ、これは表面の塩を取り去っただけです。こうして析出するくらい革内部に塩分が入っているとしたら、また濡れたときに出てきます。
根本解決!!!
根本解決としては、革内部の水分を入れ替えること……
つまり丸洗いです。
長くブログを読んでいただいていてご存知の方もいらっしゃるかもしれないですが、もでぃふぁいど のトラウマ、丸洗いです。リンク張る気も起きません。笑
でも今度はシボ革、かつ黒……これはイケるのでは!?
というわけで、今日やってみようと思います。
今日のモディファイ!!!
結果やいかに!?塩吹きは直るのか!?!?