Jutta Neumann自作する!〜与太新人の作成工程メモ

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今回は作っていきますよ。

与太新人自作記!

ユッタニューマン、作れるのでは?という素朴すぎる感想に端を発する2021年の自由研究。名付けて与太新人。

今回は使った材料や道具類、工程を雑にまとめておきます。色々イマジネーションで補ってやってください。

材料の購入はマモルオンラインさんから!

今回必要な材料類は、その方面では有名なマモルオンラインさんで購入しました。

https://www.kkmamoru-nyshop.com/phone/

靴資材のオンラインショップですね。

もでぃふぁいど はこことユザワヤさんで材料や道具を揃えました。

材料!

  • アウトソール用ベンズ(ベルギー)2足分
  • ダイヤボンド888(ブラシ付)
  • ストラップ用の革
  • ビルケン純正ソール
  • (真鍮釘6mm……は短すぎたか?)
  • (好みの革用染料)
  • (レザーコート)
  • (コバ仕上げ材)

()内はお好みで。なくても履けるサンダルは作れます。

あんな大変だったのに文字にするとマジでシンプルな部材しか使ってないな……まるで2足目もすぐ作れそうだ?

サンダル本体となるアウトソールについては、イタリア、日本、ベルギー製を選べますが今回は色ムラが少なく柔軟性もそこそこというベルギー製をチョイス。大は小を兼ねるので特大を。

もちろん大きな革を買って好みの形に切り出すのも良いですが、これはソール用の革ということで足の形をしているので楽と踏みました。

というかこのサンダル作成の労苦の9割はこの分厚い革との格闘になるので、楽できるところは楽するのが良いですマジで。

革はタンニンなめしの革であることがマスト。そこそこ厚みがある3mm以上のものが良いでしょう。厚みや革によってはフニャフニャで使い物にならん、ということも考えられるのでやっぱりアウトソール用の革はおすすめです。

ストラップ用の革はなんでも良いです。ウェルト用の細革をそのまま使えばカンタン!という作成記事も拝見しましたが、太さがイマイチ好みでなかったので手元にあった革を2cm幅に切り出して使います。

このサドルレザーはレザークラフトのPhoenixさんで購入したものです。ここではホーウィンや新喜皮革のコードバンも買えちゃいます。

https://phoenix-shop.jp

コードバンストラップのサンダルとか楽しそう……。

ビルケンシュトック純正ソールは当初諦めていましたが、結局マモルオンラインさんで買えちゃいました。

買えちゃうんだ……。

これで1歩大きくユッタニューマンに近づいた気がします。部材は。

別にビブラムのゴムスポンジソール等でも良いと思います。どこまでこだわるかで決めましょう。というかレザーソールのままでもいいと思います。室内ではちょっとパタパタうるさいですが。

染料&レザーコートは色を塗るなら必要です。レザーコートは色止めの役割です。塗らないと足に色が移る可能性があります。

ただし、レザーコートは耐水性もあるので革本来の吸湿性はいくぶん失われてしまったように思います。

真鍮釘は打とうと思っていますが面倒でまだ打ってません。なくても履けます。何せ6mmならソールを貫通することはなくて安心なものの、ピンセットじゃないと持てないので打ちづらいことこの上ない。笑

このあたりはお好みでどうぞ。

道具類!

道具類は、前出のマモルオンラインさんやPhoenixさん、東急ハンズさん、ユザワヤさんあたりで揃えることが可能です。

  • 革包丁
  • 紙やすり
  • カッターマット
  • (ヘリ落とし)
  • (食い切り)
  • (釘しめ用ポンチ)
  • (ハンマー)
  • (ピンセット)
  • (丸キリ)

今回は縫わないので革さえ切れればひとまず履けるものが作れます。

革包丁はお好みで。

簡易的なものでも良いと思いますが、とにかくアウトソール用ベンズが手強いので、ある程度切れ味にはこだわると楽できます。取り扱いには注意しましょう。


【送料無料】穂岐山刃物 皮裁ち包丁 秀次「碧極上」刃幅36mm 革包丁 皮包丁 レザークラフト

食い切り&釘しめポンチは化粧釘を打つ用に。もでぃふぁいど は革靴にも使えることを見込んで買っちゃいましたがどうかな!!どうなるかな!!

キリは穴を深く開けても穴が大きくなりすぎないレザークラフト用のものを買いました。

ヘリ落としはなくても良いです。あれば使うとそれっぽくなってテンションあがります。

与太新人作成工程!

工程はシンプルです。

  1. アウトソール用ベンズを足に合わせて曲げる
  2. (色を塗る)
  3. 穴を開けてストラップを通し接着剤で固定
  4. さらにアウトソールを接着
  5. 形を整える
  6. ビルケンソールを接着
  7. (化粧釘を打つ)

我ながらどうかと思いますが、もでぃふぁいど はユッタニューマンの実物を見たことがありません。笑

何で作れると思ったん??

という気もしますが、色々な画像を見て研究するに、だいたいこの工程で合っていると思います。

まずこの穴が空いた曲げ済みのソールがあり……

https://www.juttaneumann-newyork.com/

ストラップを通しアウトソールで挟んで固定。

https://www.juttaneumann-newyork.com/

で、釘打ったりビルケンソール貼ったりして完成と。

https://www.juttaneumann-newyork.com/

というわけで作ってみましょう。以下、次に作るならこうする、という順番で工程を書くので実作業の順番とは違う部分が結構あります。

めっちゃ見にくくてすみません!!

ベンズを手曲げ!

まずはフットベッドとミッドソールを成形します。ソール用ベンズを手で曲げましょう。初っ端から職人技感ある工程です。

ユッタニューマンのアーチサポートはコレがキモかと。

https://www.juttaneumann-newyork.com/

さて、ここで重要なのは、必ずタンニンなめしの革を使うこと。レザーソール用の革ならまず間違いないと思いますが、念のためご注意を。

タンニンなめしの革はクロムなめしの革と違って可塑性に富んでいます。

可塑性というのは、タンニンなめしの革を湿らせてから変形させ、そのまま乾燥させると形状を記憶するということです。

まず、だいたい足を乗せるところを決めます。

足を乗せてボールペンで印をつけたら後から消せなくなったので注意しましょう(初手、早くもミス)

次に革をよく濡らします。蛇口から直接水をドバーっとかけちゃってオッケーです。

鉛筆かカッターで少しキズをつけておくとか、そんなもんでよかったかも

で、自分の足に沿って曲げていきます。しばらくそのままにしてクセがついたら、その後ドライヤーで熱風を当てて乾燥させます。

アーチサポートに期待

フットベッド(=足に触れる方)を先に曲げて、その後ミッドソール(=フットベッドとビルケンソールで挟む革)をフットベッドに合わせて曲げます。

良いぞ与太新人!!

両足分、各2枚を曲げたのがコレ。超良い感じです。超期待。

この際、意識したのは以下足の3つのアーチです。これを極めればエドワードグリーン的履き心地のサンダルも夢ではないのでは??

色塗り!

色を塗る場合は先に塗りましょう。

作ってから塗るのは色々面倒です。

もでぃふぁいど はそれすら未定で作り始めたので、組み立て後に塗りましたがやはり面倒でした。笑

コードバン色!!(ジャケ買い)

染料はTシャツの切れ端やシワ入れ用にいつか買った筆でベッと塗っていきます。今回はムラとか気にしない感じで。本気でユッタニューマン目指す方は丁寧に何層も塗って色むらをなくしましょう。

染料の説明通りによく乾燥させ、色止めのためにレザーコートを同様にTシャツの切れ端で塗ります。

こちらも説明通りに塗布→乾燥→塗布→乾燥と2度塗り。

ひとまずこれで足に色が映ることはありません。

ストラップも塗って良かったのですが、ここはエイジングで色も深まると思うので敢えてこのままで残しました。育成枠というやつです。

というか繰り返しになりますが、色を塗ると決めていれば先に塗った方が良いです。塗りたいパーツには存分に塗ってから組み立てましょう。

コバは形を整えた後に塗るので今は放置でオッケー。

穴を開けてストラップを通す!

まずはサンダルのストラップを作ります。今回はビーサン型なので左右2本ずつ。

2cm幅×20cmあれば十分でしょう。定規で線引いて革包丁で切ります。分厚い革は何度かなぞるように切るのが良さげ。

切り出せたらストラップのコバも磨いておくと足あたりが良さげです。#400の紙やすりをかけ、綿棒で濡らしてから布で磨きます。

これでストラップは完成。

ストラップを通す位置はこんな感じでダンボールで試作して決めました。

で、ここからの写真が激減します。というか次の写真が既にコレ。パッと見、できちゃってる!!

写真を撮る気が失せるくらい大変だったということです。笑

一応解説しておくと、ストラップを通すための穴を開け、

画像はイメージです

ストラップの糊しろ部分を漉く&フットベッド裏側もストラップの溝の分だけ漉いて薄くすることで、できるだけ平面にします。

この段差をなくすべし

何を言ってるかわからないかもしれませんが、こうならないように面倒でもちゃんと削ろうということです。笑

雑な性分がよく出てる1枚

そもそもストラップ用の革が薄ければこの辺りだいぶ楽なはず。

で、ちゃんと削ったらまずストラップの片側を接着します。

接着には製靴用の接着剤を使いましょう。必ず換気の良いところで!

ツルツルな面は接着力が落ちるので、ギン面はヤスリをかけて毛羽立たせます。その後ダイヤボンドを記載の通り、接着面両方に塗って20-40分ほど乾燥させたら圧着します。

塗り広げるのに古い歯ブラシ、もしくはダイヤボンド付属のブラシがあると便利です。

次にストラップの反対側を実際に足に合わせて長さを決め、同様にヤスリ→ダイヤボンドで圧着。

ストラップが固定できたら、最後にミッドソールを同様にダイヤボンドで圧着します。フットベッド裏側とミッドソール裏側に接着剤をベッチョリ塗って、乾燥させてから圧着しましょう。圧着時はついでに履いてみたら良いと思います。

ここまで来ると希望が見えてくる

靴用接着剤は強力なので、できるだけズレないよう、慎重に貼りましょう。(合わない部分は後で革包丁で切り落とし→ヤスリがけにて対応)

で、ここまでたどりつきます。ひでーブログもあったもんだ。

当時お披露目に値するものができるのか、完全に自信がなくなっていたもので……

でも出来上がりを見るとなかなかどうしてフットベッドが起伏に富んだ良い形状に仕上がりました。

履き心地も期待しちゃって良いんじゃないのこれは!!

形を整える!

アウトソール用の大きさの革を使っていることもあり、このままではサンダルより一回り大きいので若干歩きにくいです。特につま先に1-2cm余裕があります。

お持ちのサンダルを見ていただければわかるかと思いますが、サンダルって結構つま先ギリギリなんですよね。

なので革包丁で不要な部分を切り落とし、形を整えます。サンダルを履いた状態で鉛筆などで線を引き、脱いでからなぞるように革包丁で切り落としました。

これも本当は先にやっておくべきことなのかもしれませんが、出来上がってから削る方が安心じゃん?先に削ってつま先ハミ出たら立ち直れないじゃん?

形を整えたらヤスリをかけて滑らかにします。

この工程、ちゃんとした工房なら電動のヤスリがあるので簡単にできると思うのですが、手でヤスリをかけると全然形が整いません。笑

ヤスリかけたところ

あらかた#150→#400と紙やすりをかけたら、コバを綿棒で湿らせて布やガラスのコップなどで圧力をかけながら磨きます。

湿らせたところ

思ったより光って感動!!ゴツゴツしてますが、この粗野感を愛してくれ。

磨いたところ

このへんメンタル回復しててそこそこ写真撮ってるウケる。

ゴツゴツやがな

コバを仕上げる!

コバを仕上げます。

ヘリ落としはなくても良いですが、サンダル上部のカドを落としてヤスリ→塗装すると、かなりそれっぽくなるので激オススメです。

その後は塗装した時と同じように染料重ね塗り→レザーコートと塗り重ね、布で磨きました。

(本人は写真より雑だと知っていても)ええ感じです。

ビルケンソールを貼る!

ビルケンシュトックのソールはユッタニューマンでもオプション扱いなので、このまま完成でも良いのですがせっかく買えたので、つけてみましょう。

にしても何足分あるのよコレ。

厚みは7mm、色はブラウンをチョイス。

だいたいどのようにパーツを取るか決めて切り出します。革包丁でオッケー。

ヤスリでよく銀面を荒らして……

左:After 右:Before

ソール側のボンド塗る位置をだいたい決めて……

見えにくいですがマジックで書いてます

ダイヤボンドをべっちょり塗って20-40分ほど乾燥させます。

で、圧着。特にアーチ部分に注意しましょう!!例によってズレるとちょっと剥がして貼り直すなんてのはどだい無理がある接着力なので慎重に。

で、ハミ出た部分を革包丁で切り落とします。なんかそれっぽい!!ぽいよ!!

ちゅーわけでとにかく、履けるものができました。

このあと飾り釘を打てばさらにそれっぽくなると思うのですが、これが存外難しいです。

なんせ6mmは短すぎて指で持てないので真っ直ぐ打つのが超難しい。というか今のところできてません。1,000本くらい買ったのに。

なんなら釘しめポンチは買ってないし、現時点でも履けるからなぁ……

化粧釘、履き心地、作ってみての感想もろもろ……すんごく長くなったので次回にしましょうか。

今日のモディファイ!

ブログ書いたらちょっとやる気出たので釘しめと丸キリを買いました。これで勝つる……??

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