シャノンは推せる……!!
Church’s SHANNON6年目!!
チャーチのシャノンですが、購入したのが2017年の1月2日とありますので、2023年1月で満5年、6年目に入りました。
購入日からわかるように初売りの戦利品だったわけですが、2023年に定価が165,000円(税込)になっちまうなんて、その時は考えもしなかったです。英国の良心とか言われていた時代ですからね、たった5年前ですが。
個人的には今のFARFETCHのセール価格なら、十分元がとれ……っておいおい、安すぎだろ!!!!
https://www.farfetch.com/jp/shopping/men/churchs-shannon-item-15045675.aspx
6年目、アイドルになったシャノン
もうなんというか、このシャノン、何をどう磨いてもビカビカに光ります。笑
神がかった時期のアイドルって、もう全ての所作が尊いじゃないですか。5年経ったシャノンもそんな感じ。たぶん。
5年間ワックスばっかり塗ってたとかならわかるんですが、カビとのスキャンダルが発覚してみそぎもしていますし、
なんならその後も「特にクリームやワックス塗らなくても光っているので塗りません」とかのたまってます。(保湿はしてます)
だから、このツヤは丸5年のロウ分が重なっているとかではなくて、ポリッシュドバインダー本来の経年変化の結果……!!
これが新品のときの姿なので、やはりなんかキャリアを積んだ貫禄が出てきたような気がします。元から光ってますね。エイジングとは。経年変化とは。
ポリッシュドバインダーカーフとクラック
丸5年、しかも雨の日メインというタフな現場をくぐり抜けてきたシャノン。ポリッシュドバインダーといえば樹脂コーティングってんで、クラックが懸念されますが……無縁ですね。
下の画像が満2年くらいの画像なので、シワが深くなっていることもなさそうです。
逆足も。サイドも今のところクラックは心配しないでよさげ。
カビを生やしてしまうあたり、めちゃめちゃ丹念にケアしてきたわけではない、というのはなんとなく透けて見えてしまいますが、それでもポリッシュドバインダーカーフにクラックは起きていない、ということでここはひとつ。
むしろ弱点はストームウェルトか?
むしろストームウェルトのが弱いのでは?と過去の記事で書いていましたが、こちらはその通りでした。笑
切れとるがな!!!!
まぁ、個人的にはストームウェルトってほとんど機能性はなくて、ファッションに近いディテールだと思っていますので別に良いです。
だってこの形状、アッパーとストームウェルトの間に、アッパーから伝ってきた雨水がたまるんですもん。むしろ染みるわ!!しかもその割に底の返りは確実に悪くなるというロマンあふれるディテールなのです。
強いていうなら、ぬかるんでいる道を歩く、とかであれば、ストームウェルトもサイドからの浸水を(若干)防ぐかもしれませんし、ポリッシュドバインダーもウェットティッシュで拭くくらいで泥が落ちるので活きるかもしれません。
その他6年目のシャノン写真コーナー!!
実はシャノンも羽根の縫い付けはスキンステッチなんですよ。本人も実は誇りに思っているのでもっと知ってあげてください。
あと羽根の付け根、ハーフムーン(半月型)も強度を高めるために手縫いになっています。たしかに5年経ってもビクともしません。
ヒールはダブルウェルト。ゴツいのでカカトに傷は入りにくいです。よく履き口のトップの補強革がバキバキの中古シャノンを見ますが、靴べらをきちんと使っていれば今のところ心配なさげ。
このカカト、別に絞られているようには見えないのですが、チャーチ定番の173ラストと比べても踵のつかみには目を見張るものがあります。EGやGGレベルです。103ラストの不思議。
173もこのヒール形状にすればいいのに…
正面から見ると103ラスト、結構ねじれています。つま先もええ感じに削れているので歩きやすさはバッチリ。
相変わらずつま先はノーガードですが、ダブルソールのうち、残り1枚の半分くらいを残してほとんど削れなくなりました。1.5枚消費した感じです。
というわけで6年目となりましたが、まだまだ履いていけそうなシャノン。ダブルソールに使われるレザーのタンナーは明言されていませんが、まだオールソールは必要なさそうです。雨の日だとレザーソールは削れやすいという話、本当なんでしょうか?
FARFETCH、こんなに安いなら買い足しておこうかな……
https://www.farfetch.com/jp/shopping/men/churchs-shannon-item-15045675.aspx
今日のモディファイ!
とりあえずこのシャノンを買って2023年好調な滑り出し、そしてシャノンをともに推しましょう。いかが?
シャノン、値上げに値上げを重ねた今、5年前くらいに当時住んでいた大阪の心斎橋大丸で試着だけして買わずに出てきてしまったのを猛烈に後悔しています。
7万円くらいだったはずなんですが…
革靴も今後値段は上がる一方と思うと本当に思い立った時が買い時ですね。
と、思いポチろうと思いましたがマイサイズ無く断念しました…。
もうあとはもでぃふぁいどさんがディンケを手放すのを待つか…
さとぅさま
コメントありがとうございます!
チャーチは売り上げがかなり落ちたとか言われてましたが「やっぱアレなしだわ」とはならんですね。そんなところで職人気質を発揮しなくても良いとは思うのですが……。笑
ディンケは微妙なラインを常に彷徨っていて、「履かなくね?」と「久々に履いたらこれめっちゃ良いな」を一定期間で繰り返しています。
もし手放す際は声かけさせてもらいますね!こんなこと言っておきながら、意外とすぐかもしれません……笑
いつもブログを楽しみにしております。
もでぃふぁいど様のシャノンとても素敵にエイジングしていて羨ましいです。
私ももでぃふぁいど様に影響を受けて購入して以来、1年半ほど使用しましたが、つい靴同士をぶつけてしまい擦り跡だらけになってしまいました(笑)
そんな靴ですが、そこも味として手放せない一足です。ダイナイトソールと相まって、雨の日の心強い味方となっています。
もでぃふぁいど様のように、長年愛用していきたいと思います。
ひろ坊さま
コメントありがとうございます!このブログも一助になってシャノンを購入されただなんて大変嬉しいです!
私も当初は結構カカトや羽根根元の内側を擦っていたのですが、意外と磨けば消えますよね。
袋ベロやダブルソールなど、タフに履かれるカントリーシューズの意匠が盛り込まれていることもあり、たとえ傷だらけになっても本懐、とは思っているのですが、ポリッシュドバインダーはすごいヤツです。
私も次はどんなソールにしようかなと楽しみにしつつ履いていきたいと思います!!