試しに靴より濃いクリームを塗ってみました。
クリームは靴より薄い色を選ぶのがセオリー!!
補色のために色のついた靴クリームを塗る際は、靴の色より薄い色を選ぶのがセオリーです。
とはいえ、靴クリームの色のバリエーションってすごいです。
特に茶色い靴になると、どれを塗ればいいの?となりがち。この靴ならサフィールかモゥブレイのコニャックでしょうか。
でも今回は、じゃあ濃い目のクリームを塗ったらどうなるの??というのをやってみました!!!
塗ってみた!!
この色の差です。
この上から3つ目、アーティストパレットのエスプレッソです。ほぼ黒。
でや
伸ばして伸ばして……
アーティストパレットの使い方どおり、少し湿らせた布で磨いていきます。
結果!!
全般!!
当たり前ですが、なんとなく爪先の色が濃いのが分かりますでしょうか。
あんまりコントラストがつくのも好みではないので、ほんのりを心がけていますが、ほんのりすぎるかもしれません。笑
このようにクリームだけではパッと色が変わるものでもありません。
少しづつ、少しづーつ色が濃くなるイメージです。
が、注意したいのは……
キズにはご注意!!
注意すべきは革にキズがある場合。こんな感じに。
キズの部分が擦れて他の部分より色が薄くなっているのが、わかりますでしょうか。
ここに濃い色のクリームを塗ると……
ハイ、見事にクリームの色に染まります。笑
ここからブラッシングして馴染ませても……
キズだった部分だけ色が濃いですね。
このような仕上がりにしたくない場合は、濃いクリームを入れる前にワンステップ挟みましょう。
まず靴より薄い色のクリーム(この靴ならコニャック系)で、キズの部分を補色してから濃いクリームを入れていくとキズが目立たなくなります。(先に薄いクリームの色に染めてしまう)
ということも含めて仕上がりを見ると……
うん、満足です。あれ?
ドレスシューズなら傷を目立たせないように頑張るのですが、コレは登山靴をルーツに持つパラブーツ。しかもカントリーテイストなグレインレザーの薄い色のアッパーです。
となるとキレイな状態を保ち続けるより、ガシガシ履いて傷も入るけどきちんと手入れはされてる!!という状態の方が説得力が増すような気がしています。
方向性はワークブーツやジーンズに近いかもしれません。履き込んでナンボというか。
きちんとケアさえしていれば、自然に履いていて入ったキズはむしろ勲章かなと。
タグもマスキングとかせずにガシガシクリームが入っていくので、バブアーも真っ青のオイルドコットン具合です。笑
というわけで、結論としては、
濃い靴クリームを入れてもそんなすぐには色は変わらないけれど、キズに塗るときは気をつけよう!!!でした。
でも薄ーい色の靴に黒いクリームとか入れると結構色変わりますのであくまで自己責任で!!お願いします!!
今日のモディファイ!!!
さぁこれでまたウィリアムガシガシ履くぞ〜!!
足も太ってフィッティング良くなりましたからね。土踏まずもカカトも甲もバッチリフィットですよ。