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改めて革靴のフォーマル度を考える!!フォーマルな革靴TOP5!!(独断有)

そういやうちのブログではこういうのやってませんでした。

今日はとにかくフォーマルに生きたいぜ☆という方に捧ぐTOP5です。

まずもってフォーマルな場に履いていくということで、色は黒限定でいきます!!

そもそも、フォーマル度というのは如何にシンプルで装飾がないか、で決まります。それを念頭にランキング行きましょう!!

No.1!!内羽根プレーントゥ!!!

No.1はコイツです。

ストレートチップ(キャップトゥ)では?という声もありますが、本来内羽根プレーントゥの方がフォーマル度は上です。

では、何故に冠婚葬祭にキャップトゥかと言えば……あとはキャップトゥの項に譲りましょう。

ただひとついえるのは、内羽根プレーントゥはフォーマル度が高すぎて汎用性が低かったのであまり流行らなかった、ということです。

その証拠に、代表的なモデルってパッと上がりません。上記リンクにしても「よくぞ出したな!!」「さすがジャコメッティさんだぜ!!」と1人拍手喝采です。リーガルトーキョーにもカッコいいモデルがあるので立ち寄った際は是非ご覧になってみてください。

まぁ流行らないとは言ってもカッコいい!!と琴線に触れるものがあったら何でも履いたら良いと思います!!

No.2!!内羽根キャップトゥ!!!

来ましたド定番です。

一家に一足キャップトゥ(ストレートチップ)。

本来はプレーントゥに比べキャップを被せた=装飾が入っているということで、一段フォーマル度は譲るのですが「まぁこのくらいが使いやすいよね」ということで冠婚葬祭にはコレ!ということになっています。

定番だけにブランドの顔になることも多く、キャップトゥといえば!?で靴好きはたくさん呪文を唱えることができます。笑

ちなみキャップ、由来はミリタリー……というか当時の軍由来と見たことがある気がするのですが、情報出てこないですね……誰かご存知でしたら教えてください!

一家に一足キャップトゥ。アップデートするならまずここから。良いと思います。

たくさんある方はそれはそれで……

No.3内羽根パンチドキャップトゥ!!

キャップトゥ(ストレートチップ)に穴飾り(ブローギング)を施したものです。

真面目顔なストレートチップに比べて、少々華やかな感じがします。よって、慶事には履いて行けますが、弔事には向きません。(もちろん慶事も周りの空気を読みましょう。大抵は平気なはずですが…)

こんなことから当ブログ「もでぃふぁいど!」では、めでたい縁起物の靴としてプッシュしているカテゴリの靴でもあります!!

験担ぎでいい靴買うならこれで決まり!!!せっかくなら長く履ける良い靴を!!

フィリップ、憧れますよねぇ

No.4外羽根プレーントゥ!!!

このあたりから、順位がつけづらくなってきます。笑

内羽根に比べ、外羽根は見た目がボリューミーになるため、フォーマル度では劣ります。それ以前に有名なのがオールデン 990/9901やチャーチのシャノンと、木型からしてボリューミーな靴が多いのですが……。ただ、仕事で履いていくのにコレでケチつけられることはまずもってないでしょう。

外羽根は羽根がガバチョと開くため、紐靴でも比較的脱ぎ履きしやすいですし、フィッティングも調整容易です。

まさに仕事にピッタリな靴だと思います。特に、お若い方。

フルブローグやセミブローグはちょっと派手かな……と抵抗ある方は、このあたりで密かに履き心地を楽しむのが良いと思います!!

ついでに雨に強ければ更に言うことなし。最高のパートナーです。

つまりシャノンは最高です。嫁でさえ「シャノンちゃん」とちゃん付けする親しみやすさ。

No.5ホールカット!!!

ここで来るか!!というホールカット。いやもう異論がありましょうし、皆さんで好きなものをNo.5に挙げてください。それがキミだけのNo.5だ!!!

ホールカットは1枚革で作られたプレーントゥで、基本は内羽根です。

外羽根のものはプレーントゥギブソン、クリッパーオックスフォードなどと呼ばれますね。

あんまり聞かないけど……プレーントゥギブソンなんて雑誌LASTで一回見ただけだけど……。

シンプルなものほどフォーマル、という原則に従えば最もフォーマルでもおかしくないのですが、そもそもホールカットは釣り込み(製造工程)が難しく曲芸(?)的要素があること、シンプルすぎて色気がすんごい、ことからあまり冠婚葬祭には選ばれない気がします。

や、履いていっても誰も何も言えないと思うのですけどね。

それにしてもなんなのこの色気は??すごくない?ホールカットすごくないです???

そんな中にあってちょっと珍しいものを掘り出したのでリンク貼っときます。笑

未使用て……。


未使用 【ロイドフットウェア】 エドワードグリーン製 マスターロイド ホールカット シューズ (メンズ) ブラック 7.5 E201 ◎2MZ4892◎ 【中古】

クール・ヴェールさん基本ラインナップが「激レアかつ状態めっちゃ良いモデル」ばかりなんですけど買い付け?売りに来る顧客の方?なんなんでしょう。すごい。怖い。(掘り出し物がヒョイヒョイ出てきて財布が困る意味で)

結局はTPO!!

そんなわけでフォーマルな革靴TOP5を独断で並べてみました。この中から仕事用の靴を選べば、まずもって何か言われることはないかと。

冠婚葬祭では時間によってエナメルのプレーントゥやオペラパンプスといったバケモノ級のキングオブフォーマルが出てくることもありますが、汎用性めちゃくちゃ低いので今回は除いています。

とか言っていたら、親戚の結婚式に出席した際、もでぃふぁいど は礼服にキャップトゥをピカピカに磨いて参戦したのですが、相手方の男性陣は皆オペラパンプスにタキシードということがありました。笑

かと思えば友人の披露宴に出席したら新郎が素足ローファーというパターンもありました。笑

(ハワイでの挙式後、日本で披露宴という事情はありました)

特に何を言われたわけでもないので問題ないのですが、なんだろう、何事もTPOっすねぇ……。

今日のモディファイ!!!

なんか最近内羽根の気分です。なんか靴好きやってるといつの間にか外羽根だらけになってません?もでぃふぁいど だけ?

4件のコメント

  1. プレーントウオックスがフォーマルとは聞いたことが無いですね。
    キャップトウだと思っていました。イギリスでキャップトウを注文すると、「パレス(バッキンガム宮殿)に行くのか?」と聞かれるくらいですし。
    飾りが無い=フォーマルってのも違うと思いますよ。ドレスコードって飾りだらけじゃないですか。ブートニエールとかスクエア、カフリンクス。

    1. コメントありがとうございます!!

      エナメルの内羽根プレーントゥは最上級のフォーマル度であることから、内羽根プレーントゥもキャップトゥよりフォーマルである、とどこかで見かけたんですよね……フルブローグ→セミブローグ→クォーターブローグとフォーマル度が上がるのは原則である装飾性によるものですし……。ジャケパンよりスーツ、スーツの中でもより黒いもの、というのもこの原則に則るものです。小物個別の各論になってしまうと私もわからないですが……

      でも結局内羽根プレーントゥはノーベル賞受賞でもしない限りは必要ないそうなので、ご縁はなさそうです。笑

      文化は時代の移り変わりに伴って曖昧になることもあり、あとはそれぞれの感受性によるところもあるかと思います!!

  2. もともとの出自はプレーントゥが貴族の靴で、ストレートチップは労働者の靴です。
    なので、プレーントゥのが格式は上になります。
    ただ、日本だと(靴に限らないですが、)正装に文化的に疎く、ストレートチップが持て囃されているように思います。
    そもそもストレートチップは、evening以降は履く靴ではなく、また、ご指摘の通り、プレーントゥはオペラパンプスと唯一渡り合える靴で、ノーベル賞授賞式など厳格な場でも履けるものになります。

    1. 佐藤良太さま
      コメントありがとうございます!!
      非常に勉強になりました。特に時間帯ごとの正装/礼装は何度見てもあまり覚えていられないです。

      おっしゃる通り、フォーマルな文化は結局日本にはなじまないんですよね。

      葬祭においても女性は毛皮のバッグ等避けるのに、男性は革靴ですし、矛盾も多いというか……
      何より、新郎が白いスーツと靴履く国ですから……笑

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