オールデンハンプトンラストの履き心地！！これは名作の予感……！！

自身6つ目のオールデンのラストです。やっぱりおまえもオールデンだ！！

Alden 909！！

オールデンのとってもオールデンぽくない909。セミブローグというか、本国ではメダリオンキャップトゥなんて記載が多いですね。じゃあトゥより後ろのブローグはスルーなのかよ！！という気もしますが。

でも、そう言われてみるとアメリカの靴ってトゥキャップに注目した呼び方しますよね。

パンチドキャップトゥ(クォーターブローグ)
ウィングキャップ/チップ(フルブローグ)
メダリオンキャップトゥ(セミブローグ)

といった具合に。なんかキャップに注目したい文化的背景でもあるんですかね？

話が逸れまくってるんで戻しますが、オールデン 909はハンプトンラストという木型で作られています。

日本ではあまり見ないのでマイナーではありますが……

クラシカルな形で、ノーズは短め。ちょっとポッテリしてます。ロイドフットウェアとか旧チャーチとか好きな方には(形だけで言えば)結構刺さると思います。

トゥは……丸いです。ラウンドトゥでいいのかな。エッグとかポインテッドとは言えない牧歌的なラウンドトゥです。うーんクラシック！！

形としてはこんなもんですかね。

ハンプトンラストの履き心地！！

肝心の履き心地はというと……。

やっぱりキミもオールデン！！てな具合です。

202ラストとモディファイドラストの中間！？

こういうクラシカルな靴って「ガッシリした革で足を包むよ！！馴染ませればキミの足の形さ！！」みたいなある意味投げやり(笑)な靴も多いです。

でもハンプトンラストはさすが整形靴も扱うオールデンの木型ですね。

足入れした際の、踏まず後半からカカトにかけての気持ち良さは他のクラシカルでドレッシーな靴ではちょっと感じられない気持ちよさです。

他に、ドレッシーなのにコンフォート(快適)といえば有名なのがエドワードグリーンの202ラスト。

202ラストは土踏まずとカカトのフィット感の良さが特徴ですが、ハンプトンラストは20その土踏まずのフィット感をもう少しカカト側にずらした感じでしょうか。

カカトは202に比べると緩いですが、後述のようにオールデンはめちゃくちゃ返りが良いのでほぼ気にならないです。

202に比べて緩いというだけで、オールデンの でいえばバリーやモディファイドと同じくらいでしょうか。

ともかく結果として、足指のフリー具合は最高です。

ガッシリ地面を踏みしめて歩ける感じは、モディファイドラストにも共通の気持ちよさですね。

202ラストとモディファイドラストの中間的な履き心地。

伝わりにくいかもしれませんが、最高の一角ということで。

柔らかな履き心地！！さすがオールデン！！

オールデンで靴擦れするケースって、もでぃふぁいど は今までなかったです。

履き下ろしたその日から柔らかい。

これはカーフでも同様です。というより、むしろコードバンよりカーフのが柔らかい感じがします。

噛まれると思いきや噛まれなかったですし。

どのくらい柔らかいかというと……

一般的に作りの違いからグッドイヤーウェルテッド製法で作られた靴より返りが良いと言われるハンドソーンウェルテッド製法(9部仕立て)。

なんならグッドイヤーのオールデンの方が柔らかいです。笑

製法の壁さえ超えてしまうとはオールデン恐るべし……！！！

こんだけ初期から返りが良ければ、スチールもラバーも必要なくない？ということでしばらくソールについてはノーガードでやっていこうと思います。

というわけで、ハンプトンラストはレアですけど自信を持ってオススメできます！！

スーツでお仕事をされている方で、キチンとしていて、でもコンフォートな靴が欲しい！！となれば選択肢にじゅうぶん入ってくると思いますよ！！

カドガンよりだいぶ安いですし……。

今日のモディファイ！！！

もでぃふぁいど はキャップトゥもパンチドキャップトゥもオールデンで揃えたくなるキケンな衝動に駆られています。皆さんも覚悟して買いましょう。笑