ふと思っただけなんですけどね。
アウトサイドカーブ&インサイドストレート!!
足の形と言えばこんな感じ。
もちろん上記のような特殊事情やどの指が1番長いか、という差異はあれど、万人に共通なのが……
インサイドストレート、アウトサイドストレートです。
これをそのまま靴にすると、こんな形になるのですが……
アッ
というわけで世の中で最もアウトサイドカーブ、インサイドストレートを体現しているのは、上のビルケンシュトックのような靴です。オブリークトゥでしたっけ。
オールデンなどのアメリカの革靴(それを意識した靴も)は、これをさらにドレスシューズとして寄せた感じ。内振りの木型、なんて言い方もされます。
しかし、もっとスマァトでエレガンツな靴……例えば英国靴なんかは、どうなんでしょう??
うーん、全然、インサイドもカーブしてますね。履き心地よりエレガントさを重視したか……
と思っていたのですが!!!
或る在宅での2枚
まぁたしかに、履きやすいけどインサイドも結構カーブしてるよなぁ……
!?!?
めっっっちゃインサイドストレート&アウトサイドカーブ!!!!
なにも足の力で靴をひん曲げたわけではありません。笑
靴紐(と言ってもコレはパチモンですが)が上に向くようにちょっと角度を変えただけです。なんなら冒頭の靴下の写真と同角度くらい。
いやぁ、これは驚きました!!
木型の作り方、ラストメイキングの妙とはこのことかと!!!
指が収まる部分はしっかりインサイドストレートアウトサイドカーブだったんですね。
どこかで聞きかじった言葉ですが、人間の足というのは歪な形をしていると。
そこにうまくフィットさせつつ、美しく見せるのがドレスシューズ木型なのだと。
つまりこれだけみるとそこそこひん曲がった靴に見えるのですが
着用画はこんなかんじ。
とても自然に見えます。
自然なフィッティングを実現しつつ、エレガントに見える木型。
インサイドストレート&アウトサイドカーブ、というのはアメリカ靴やオブリークトゥの特権ではなかった!!
ぜひお持ちの英国靴やフランス靴でも試してみてください。木型って革靴って奥深いなぁ。
今日のモディファイ!!!
とはいえ家履きなら圧倒的にビルケンシュトックが楽ではあります。笑
7,000円切るならもう一足買っておこうかなぁ……