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もでぃふぁいど と秘密のビスポークVol.1 Kiyo Uda氏下調べ編

既に嫁バレしてるから秘密も何もないのでは?

人生初ビスポーク!!

覚えてらっしゃる方がおられるかどうかですが、転職も決まって、めでてーな!という気分のまんま嫁に「なんか買おうと思う」という話をしたら「ちまちま買って出費かさむより、デカめの1発買って終わりにしとけば?」と返ってきたために翌日にはビスポークすることになったとか。

撤回される前に行動するのは大事ですよね

まぁ予想外だったのは、オーダー待ちの間にいろいろ買って結局出費は超かさんだことでしょうか。嘘です超予想通りです知ってました。

依頼はKiyo Udaさんに!!

依頼は@kiyo0127ことKiyo Udaさんにお願いしています。ジョージクレバリーのアウトワーカーとして働いておられた他、英国で行われた靴作り世界選手権のランカーでもあります。

もでぃふぁいど がグダグダ語るよりも下の靴を見ていただくのが早いでしょう。

とくと見よこのオーラ!!!

初めて見たとき、ぬわぁ、って思わず声出ました。無理だよこんなん。セミブローグ超好きだもん。同志の方はもう諦めてください。そのうち依頼することになります。

ソール周りもこの立体感……!!!

5度見ですよ。ええ?ええ?って感じです。どうなってるの?ウエストのところに空間があります。これが異次元ポケット??

そしてシューツリー(ラステッドツリーなので1足毎にオーダーメイド)もすごい仕様が選べたりします。

もでぃふぁいど は下駄箱の都合で諦めましたが……

ジョンロブとかグリーンを売ったり買ったりしちゃうレベルの方は、仮靴もつくし、好きなデザインで作れるのでぜっったいこっちのが良いんじゃないかと思っています。サイズミスった〜とか、木型が合わない気がする〜とか言ってるくらいならビスポークしたほうが早いんですよ。

ええ、全部もでぃふぁいど のことです。まぁその変遷も楽しいんですけどね!!

ビスポーク?MTO?

が、この靴、Kiyo Udaさんとしては一応MTOに分類しているようです。木型はフルスクラッチ(0から木型を作る)ではない、という意味ですね。基本となる木型はあるということです。

Kiyo Udaさんに靴を依頼すると基本的には

  1. 計測&デザイン聞き取り
  2. 元となる木型を削ったり盛ったりして仮靴作成
  3. 仮靴フィッティング
  4. 木型を再調整して本縫い
  5. 完成!

という工程で製作されます。

MTOという言葉から想起される「デザイン選んで、革とソール選んで完成」というものとは一線を画していますので、問い合わせ時に早とちりしないようにしましょう。

デザインも好きに要望出せますし、フィッティングも仮靴付きで細かく調整してもらえるので個人的にはビスポークと思ってお願いしています。笑

実際見せていただいたサンプルと他のお客さんのオーダー完成品は全然フォルムが違ったこともあり、木型の調整範囲はかなり大きそう……というかフルスクラッチと遜色ないでしょう。後日、木型も見せていただきましたが、もでぃふぁいど の木型は明らかにすんごくモディファイされていました。

というわけで、個人的にはビスポーク気分でオーダーして良い靴だと思います。

Kiyo Uda氏の靴の魅力(靴のデザイン編)

もでぃふぁいど がKiyo Uda氏の靴に惹かれた特徴は、

何より実直で伝統的なオーラを感じること

です。

派手にねじれているのがわかるような靴ではなく、デザインも(instagramに載っているものは)実直なものが多いです。しかし基本に忠実ながらこのオーラ、ただモノではない……!!

いぶし銀とか、思わず唸っちゃうとか、そういう感じです。いやぁ、お靴様です。ホント。

これはもでぃふぁいど の考えですが、ビスポークの靴ってどんな形にもできちゃいます。究極を言えば足の形のまま作ることも可能でしょう。

でも、そうすると人の足は意外と骨が出ている部分があったりなんだりで、靴が歪な形になってしまいます。

実際、もでぃふぁいど の足にもそういう骨やらタコやらがあります。これをいちいち拾いながらフィットさせていくと、ボコボコの靴ができあがることでしょう。笑

でも靴として美しいのも重要だし……

その点、既製靴に立ち返ってみると、個人の足型の問題を考慮しない=デザインを重視できます。実は既製靴のほうがビスポークより何も気にせず美しいラインが引けたりするのかもしれません。履いたときに無視した足の問題は目立っちゃいますけど。

ビスポークは靴の造形にこだわるのはもちろんですが、かと言って足に合わない靴にするわけにいかないので、そのあたり難しいんだろうなぁ。

つまり、木型作成には2つの要素があります。

  • 木型を足なりに近づけること
  • 靴として美しいライン・デザインをひくこと

この2つのバランスをどうとるのかは、職人さんの感覚次第というか。

個人的にはinstagramを拝見していて、Kiyo Udaさんのバランス感覚がとてもしっくりきました。

Kiyo Uda氏は、誤解を恐れずに言えばトラディショナルな意匠の靴が得意なのだと感じます。(実質ビスポークなのでデザインはかなり対応してもらえますが)

木型はしっかり足なりでねじれているけど、派手さはなく、ぱっと見はそのように見えないデザイン。細身だけれど、過度にそれを強調しないデザイン。

まとめると、Kiyo Uda氏の靴は伝統的な英国靴のフォルム、作りを備えながら、その中で最高のフィッティングを実現するものだと感じました!!

個人的には好みドンピシャです。海外からのオーダー(しかもリピートも)を受けているあたり、氏の実力を垣間見ることができます。

オーダー方法!!

Kiyo Uda氏は埼玉県上尾市の工房で靴を製作しています。都合、計測や仮縫いはそちらまで伺うことになるかと思いますので、遠方の方はご留意ください。

新幹線なら大宮駅まで行って、2駅。東京から在来線なら40分くらいでしょうか。

ちなみに価格は、近々改訂もあるというように計測時に伺っていたので詳細な記載は避けますが、え?ラステッドツリー込みで仮靴ついてこのお値段!?という価格でした。

サンクリスピンや、ジョンロブのプレステージライン、エドワードグリーン 、今後オールデンやウエストン、チャーチを何足か買っちゃうだろうなぁという方は、じゅーぶん射程圏内のはずです。

肝心のオーダーは

@kiyo0127よりinstagramのDMで問合せましょう!

今日のモディファイ!

3足、4足とリピートされる方も多いようですので、もでぃふぁいど はこの後の責任を持ちません。笑

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