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もでぃふぁいど 、今更キングスマンを見る

かわぐつってだいじだな、と思いました。

キングスマン?

キングスマンは2015年公開のスパイ・アクション映画です。(もう6年前なのね……)

ロンドンはサヴィル・ロウにある高級テーラー「キングスマン」。表向きはビスポークスーツの仕立て屋ですが、実は諜報機関の本部を兼ねていて……というような映画です。

サヴィル・ロウの高級テーラーという時点で、ビビッとクる方は来ちゃうと思います。笑

本編ではスマートなスーツを着こなす英国紳士がキレッキレのスパイアクションで魅せてくれるのですが、ここは革靴ブログであるからして、革靴にフォーカスしていきます。

あ、ちなみにまだ1作目しか見ていませんのでその前提でお願いします。

革靴から見るキングスマン!

靴はジョージクレバリー!!

傘やライター、メガネにもちろんスーツ……スパイガジェットを兼ねるこれらのアイテムですが、英国紳士であれば持ち物にこだわるのは当然のこと!!

キングスマンでは、革靴はジョージクレバリーがチョイスされています。

http://georgecleverley.com/

日本では伊勢丹さんで取り扱いがある他、最近だとBeamsさんにも置いてありますね。

日本における知名度では、ジョンロブやエドワードグリーンの後塵を拝している感がありますが、本国で歴史あるビスポーク店と言えばジョンロブ(ロブロンドン)、フォスター&サン、そしてここジョージクレバリー……だとイギリスに行ったことがないもでぃふぁいど は思っています。

そんなわけで今回キングスマンの革靴としてジョージクレバリーが起用されているのはかなり納得!!

かの「世界最高のものしか身につけない」ジェームズ・ボンドはクロケット&ジョーンズの靴を履いていますが(以前はチャーチ)、ジョージクレバリーの既製靴はクロケット&ジョーンズが製造しているというところも含めウィットの効いたチョイスです。(深読みしすぎ)

ちなみに上位ラインのアンソニークレバリーはエドワードグリーン製と言われています。あの小窓とかそれっぽいですよね。

Oxfords, not Brogues.

なんせ劇中で最初に出てくる合言葉がコレです。

Oxfords, not Brogues.

内羽根式の短靴、ただしブローグ(穴飾り)がないもの……

ブローグ(穴飾り)とはコレのことですね。

んで、内羽根式というのは、下の靴が外羽根式なのに対し、

こういうのが内羽根式です。紐を通す羽根の部分が甲革と一体化しているもの……と言えばいいのか?意外と言葉で説明しにくいんですよねコレ。

色々見てみましょう。

Not oxfords, and Brogues.

Not oxfords, not brogues.

Oxfords, and Brogues.

Oxfords, not Brogues.

……ということで内羽根のキャップトゥやプレーントゥを指すわけですね。

わざわざnotとつけてブローグがないもの、とするあたり英国紳士の気難しさというか、規律を重んじる姿勢というか、いろいろ詰まってますね。

が、劇中では結局ブローグの靴が出てきて、「え?ブローグなしじゃないの??」「あれはただの合言葉だ」的やりとりがなされます。笑

言うまでもなく全く本筋ではありません。

その他にもカントリーブーツ?あれはミリタリー?も出てきます。

エドワードグリーンなんかは軍用にブーツを作っていた歴史もあるわけですが、そんな感じのブーツが出てくる場面もあり劇中目が離せません。主に足元から。

かわぐつはだいじ!

革靴は大事です。最後まで見ればわかると思いますが、期待する意味とは少し違うかもしれません。笑

Manner makes the man.

礼節人を作る。

もでぃふぁいど はスティングが真っ先に思い浮かびました。英国紳士の偏ったイメージはこの曲から!!

今日のモディファイ!

いやぁ、 Amazon primeで100円で見られてしまうばかりに、英国製内羽根キャップトゥが欲しくなる危険な映画でした。(実際すぐにフォスター&サンのページを見に行った)

靴マニアにエンターテイメントとしてオススメ!!

2件のコメント

  1. こんにちは。
    いつも記事更新を楽しみにしています。
    キングスマンは面白いですよね。
    3作目ももうすぐ公開ですし、是非2作目も観ていただきたいと思います。

    ちなみに、007も大好きでよく観てましたが、チャーチよりジョンロブの方が多い気がします。
    初代のショーン・コネリーの時はロブロンドンだったのではないかという話もありましたが、先代のピアーズ・ブロスナンはロブパリを履いていた印象。

    今のダニエル・クレイグになって彼の好みでクロケットを履き始めたようですが、仰る通りそれに対する皮肉かもしれません。
    実際、キングスマンでは犬の名前や「ビンを見ながらステアして」など多くの007オマージュが散りばめられてますので、是非007シリーズも観ていただきたいです。
    ちなみに、MR PORTERというサイトではキングスマンコラボの商品が色々出ていて、ジョージクレバリーの靴も並んでいます(ソックシートは残念ながら○にKではありませんが)。

    1. ささみ120gさま
      コメントありがとうございます!
      3作目も来るんですね!!これは早く2作目も見なくては……

      ジェームズボンドがロブを履いていたのは初耳です!大変勉強になりました。とても納得いきます。笑

      Mr.Porterはクレバリーをはじめとして色々魅力的な危険なサイトですよね。
      キングスマンコラボも見ました!ブローグシューズも売ってましたね。笑

      007もぼちぼち追っていこうと思っています!またその際記事になるかもしれませんのでよろしくお願いします。笑

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