今宵ここで決着をつけたりましょう!!
シューツリーいつ入れるか問題!!
靴の湿気を吸い、形を保ってくれるシューツリー。プラ製だとシューキーパーなんて呼ばれることも多いです。
入れないよりは入れたほうが良い。というか高い靴なら基本必需品!!
というところまでは共通認識なのですが、これをいつ入れるか?というテーマになると途端に考えが割れます。笑
これはもう、本当にいろんな考えがありますよね。そして、何が正解かわからない。
あるショップでは「翌朝入れる」、はたまた別のお店では「脱いだらすぐ入れる」、「入れるのはいっでもいいけれど一定期間で取り出す」……。店員さんによっても信条が色々です。
翌朝派の言い分
もう、ツリーの吸湿性なんか信用ならん。
一晩湿気を放出させて、それから形を整えるんですよ。しっかり乾かさないと内部がカビますよ?
というのが翌朝派の言い分です。たしかに言われてみればそんな気も……
脱いだらすぐ派の言い分
靴が湿気を放出すると革が硬くなるので、形を整えるなら脱いだらすぐ入れる!!
シューツリーの吸湿性もあるし、形崩れも防げて一石二鳥!!
というのが脱いだらすぐ派の言い分です。
まぁそれもそんな気がします。肌感覚で。
で、実際のところどうなの?と。
もでぃふぁいど が主観で切り捨てます!!
そして答えは……
シューツリーの種類&目的による!!!
めちゃめちゃ優柔不断でスッキリしない!!!笑
シューツリーの種類
シューツリーには無垢材とニス仕上げのものがあります。
無垢材は文字通り仕上げに塗装がされていません。手触りも木!!って感じです。笑
一方ニス仕上げはツルツルです。光を反射します。高級なツリーになるとニス仕上げのものが多い印象です。
特徴として、無垢材のほうが吸湿性が良いです。水を垂らせば一瞬で湿ります。ニス仕上げは普通に水を弾きます。笑
その一方で、ニス仕上げのものは拘ったシェイプのものが多いです。というかオールデンは拘りなさすぎだと思います。笑
無印で買える現行のツリーのがよっぽど形にはこだわっていますよね。密かに最強では?と思っているもののツリーが溢れているので試せない……(旧版の時点でオールデンと変わらない形で2,500円くらいでした。笑)
目的による!!
というわけで、それぞれのシューツリーの特徴を考えると、シューツリーを入れるタイミングは
- 湿気をとるか
- 形を整えるか
のどちらを重視するか×現在使っているツリーの種類で変わってきそうです。
湿気を取るのを重視したい場合(雨の日など)は、無垢材のツリーであれば脱いだらすぐ入れてもOK。
ニス仕上げのツリーなら、いったんヒノキドライやシダードライを入れて、翌朝入れる。
形を整えるのを重視するならば、脱いだらすぐ(できればしっかりした形の)ツリーを入れれば良いと思います。
無垢材で形に拘ったものがあればすぐ入れれば良いような気もしますが、ブランド純正品はニス仕上げのことも多い……
ニス仕上げのものに関しては基本脱いだあと、しっかり湿気を飛ばしてから翌朝入れるのが良いかと。
もでぃふぁいど の場合
ちなみにもでぃふぁいど はズボラなので、靴は脱ぎっぱなしで(雨の日は軽く拭いてシダードライを突っ込んでおき)、翌朝別の靴と入れ替える際にツリーを入れることが多いです。
4年くらいこんな感じですが、今のところこれで靴内部がカビた、靴の形が崩れたなどの困ったことにはなっていないので実はあまり気にしすぎなくても良いのかもしれないです。笑
それでも靴が結構濡れた際なんかはシダー/ヒノキドライあると安心ですね。気休めかもしれませんが。笑
あれ?シダー/ヒノキドライあれば全て解決?
もでぃふぁいど はシダードライを持っていますが、ヒノキのが好きだったかなぁと使うたびに思います。笑
今日のモディファイ!!!
シューツリーもいいけど、シダードライ/ヒノキドライでもっと安心!!!ヒノキドライとお気に入りシューツリーで栄光をつかもう!!!!
一日履いた靴の重さを測ったことがあるのですが、計測前後で重さに変化はほぼありませんでした。
よって、シューツリーに吸湿性を求めるのは無意味というのが私の結論です。
むしろ、ポリッシュ済みの方が耐久性や入れやすさの観点から好ましいとすら思っています。
天使さま
コメント確認が遅れました……申し訳ありません!
靴の重さまで量られたとのこと、まことに頭が上がりません。たしかに私もそんな記事を拝読したことがあったことを思い出しました。
そうなるとニス仕上げのものが好ましいですよね。
あと今さら思うのは、臭いが気になる場合の消臭効果は無垢のほうがいいのかな?ということです。
あまり試したくはないですが……笑