当日書き始めるけど間に合わせる……!!
いただいたステインリムーバー&デリケートクリーム!!
モゥブレイさんのキャンペーンでいただいたステインリムーバーとデリケートクリームで磨いていきますよ!!
実は手元にずっと別のクリームがあったこともあり、評判は聞きつつもなかなか入手の機会がなかったデリケートクリーム。
靴磨きグッズって、一度「これでいいじゃん!」ってなっちゃうとリピートしちゃうので、意外と新しいものを試す機会って少ないです。そもそもプロでもないので、なかなかなくならないですし。
そんななか、こうして試す機会がいただけるのはありがたいことだと思いました!!
デリケートクリームでユタカーフのドーバーを磨こう!
さて、デリケートクリームの特徴といえば、
- シミになりにくく失敗しづらい
- 水分多め&ラノリン配合で保湿効果抜群!
- ロウ分少なめであっさり仕上げ
あたりでしょうか。また保湿成分のラノリンは羊毛についたグリースを精製したもの。自重の2倍ほどの水分を保持できるという特徴があります。
デリケートクリームは、ただ水分量が多いクリームというだけでなく、ラノリンが水分と一緒に革に留まるので、しっとり保湿、革も柔らかくなるといった寸法です。
逆にロウ分を少し多めに配合したものがアニリンカーフクリームとのこと。
シミになりにくく……ということなので、今回手持ちの靴で最もデリケートな素材のユタカーフドーバーを選びました。
この革、結果的にシミにこそなっていませんが、油性クリームやオイルを塗ろうもんならファーストタッチ部分は確実に変色します。一気に吸収して色が濃くなるアレ。
少量のクリームでやっているので、今までなんとかシミを作らずにやってきましたが、もでぃふぁいど の中では結構磨くのに気を使うことで有名です。
まずはステインリムーバー!
まずはブラッシング、その後ステインリムーバーで軽く以前の古いクリームを軽く落とします。
適当な古布(今回は着古したTシャツ)に1滴2滴つけたら片足の半分くらいは落とせるはず。
強く擦ると革自体の色が落ちたり、銀面が荒れてしまうのであくまで軽く。
個人的には、有機溶剤の入ったクリームを使っていれば古いクリームは入れ替わる……と信じて5-6年、特に困ったことにはなっていないので毎回神経質に古いクリームを落とす必要はないという認識です。厚塗りにさえなっていなければ。
なんでも良いですけど、2層なんですね、ステインリムーバー。手持ちのは白いボトルなんで気づかなかった。よく振って使いましょう。
ステインリムーバーはクリーナーとしては効果もマイルドな使い心地で安心して使えます。毎回使えそうな感じ。普段のケア前にひと手間挟むことでその後に塗るクリームの乗りが良くなりそうです。
右足だけステインリムーバーが終わったところ。
次にデリケートクリーム!
イタリア製のデリケートクリーム。
今回は指にとって塗りこみました。
クリームというかジェルのようなテクスチャで匂いも爽やか!
使い心地は抜群!デリケートな明るい色のユタカーフに塗っても全くシミになりませんでした。安心して塗り伸ばせます。右足だけ磨きました。
クリームの浸透性って、「革がすぐ吸収する!良い!」みたいな向きもありますが、浸透性が良すぎるとこういう革でシミになりやすいです。
乾けば問題ないパターンも多いですが、シミになるリスクは排除できず、いつも祈るような気持ちで塗ることになります。笑
その点デリケートクリームは適度な浸透性です。クリームを塗り伸ばす猶予はじゅうぶんあって、靴の逆サイドにたどり着く頃にはしっかり吸収している、みたいな。
均一に塗り広げたあとに革に染み込むので、シミになりやすい革でも失敗がない!使いやすい!!最高!!!
で、デリケートクリーム自体にはロウ分が少ないので、変にギラつかないのも好感触。指で塗っても指がべたつきませんし。
塗り終わったあとの革の透明感もグッド!!
左が塗る前の左足、右が塗った後の右足です。なんとなく白っぽくカサついた左に比べて、右は潤って色も鮮やかです。
ある程度磨いてきた靴なら、その状態をキープするのにデリケートクリームでケアしていくのは結構アリかも!!!
気になっていたサイドのシワ部分も塗りこんでみました。ちょっと薄くなったような気も。
当たり前ですが塗り込んでいっても悪い影響はないだろうってのはすごい安心です。ちょっとやそっと塗りすぎちゃってもベタつかないので。
唯一気をつける点があるとすれば、無限に塗れちゃう点でしょうか。笑
ほぼ水分ということで即悪い影響はないでしょうけど、何事もやりすぎは禁物。革が無限に吸いこむからと言って、塗れば塗るほど良くなるものではないということに留意が必要です。
というわけで、最後にブラッシングとカラ拭きして仕上がりです。透明感あってステキ!
良いケア用品は興が乗る!vsヌメ革!
使い心地が良いケア用品使うと「もういっちょ磨いちゃおか!!」という気分になりますよね。
とはいえ手持ちの靴は結構磨いちゃっているので、今回特別デリケートな革を用意してデリケートクリームを塗ってみました。
キングオブデリケート革、ヌメ革です。
うわー、これに水分量多いクリーム塗るのは無謀だろ!!という気もしましたが、デリケートクリームの用途にはヌメ革という項目もあります。アイ・ビリーブ・イン・ユー!!
ってああコレコレコレーーー!!
さすがにこれはダメじゃないか??と思ったのも束の間、
乾いた!!!
どっちがビフォーでどっちがアフターなのか、写真フォルダで迷子になる仕上がりです。笑
ロウ分少なめのナチュラル仕上げはさすがのデリケートクリーム……!!
チキンなので少ししか塗らなかったため革が柔らかくなった気はしませんが、ヌメ革でもシミにならないデリケートクリームの実力……恐るべし……!!
通常革靴のアッパーにヌメ革は使われないので、これより色が濃い革なら皆さん安心してデリケートクリームを使いましょう。
しかも60mlで1,080円!?イタリアから持ってきて!?という、気兼ねなく使える感じ、そしてどこでも買いやすいというのも最高です。イチオシ!!!
というわけで、なんとか9月23日靴磨きの日に間に合いそうな雰囲気が出てきました。皆さんがご覧になるのは明日以降かもしれんですが、、、。
今日のモディファイ!
最近いろんなケア用品がありますが、ステインリムーバー&デリケートクリームはケア用品の基本にして、とりあえず持っていて損はないシューケア用品No.1に輝きました!!!(個人の感想です)