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靴ぐるいの心理?真理?靴が馴染めば……

ふと考えたことを。日記です。

靴ぐるい?

世の中には次から次へと靴を買っちまう人種がいます。愛すべきイメルダさんたちです。

ブログで紹介しないうちに次の靴が来ちゃったり、あまつさえまだ履けてない靴が靴棚に眠ったりしている靴好きのなんと多いことか。

……多いよね?

なんでこんなことになるのか、ふと思ったのですが……

高級靴は馴染む!!だからこそ……

グッドイヤーウェルト製法で作られた靴は、履き慣らしてしまえば修理しながら10年20年と履いていくことができます。

最初は硬くて違和感があった靴も、いつしかまるで自分のためだけに作られたかのようなフィット感に進化するのです。その履き心地はまるで自分の体の一部のような……

はいストップ!!!!!

つまり、ここがミソなのではないでしょうか。

最高に馴染んだ靴。

これは履いても違和感がほとんどなくなった靴のことです。自らの体の一部のような〜とか言われるやつです。

そういう靴を履いた時に何を思うか。

何も思わないんですよ!!!

自らの体の一部のような、という時点で何も思わないのです。全て均等に足に当たるような靴であれば、そうなっているはず。

靴が馴染むことは嬉しいことです。

しかしむしろ、違和感があった履き始め……木型の形を最も再現している状態……ここに初めて足を通したときの衝撃……

靴ぐるいはこの原体験を常に求めてしまう人種なのではないでしょうか??

哀しいかな、この原体験は、靴が不可逆的に馴染んでいくこと、そして人の慣れによって、二度と体験することはできません。

新しい靴を買わない限りは。

そんな中にあって、オールデンのモディファイドラストなんかはいつでも「おっ!?」となれるステキ木型です。

だからこそ、手持ちの靴が馴染みきったときにモディファイドラストが再評価されるのではないでしょうか?

そしてその一方で増えていく、靴靴靴。

うーんでもウエストンの慣らしは初めからやりたいとはあまり思わないな……あればかりは今が最高です。

とりとめもなく書き散らし、オチもなく終わりますが、何も靴ぐるいを諌める記事ではないのです。

欲しけりゃ買えばいい!!人生一度きり!!増税目前!!!!

思い出せあの夏を!!取り戻せ、あの原体験!!!!

円高だし!!!

今日のモディファイ!!!

靴ぐるい。

それは、初恋の人の面影を、ふと今も追い求めてしまうような……そんなセンチメンタル・レディース・アンド・ジェントルメンの哀しきロマンチックジャーニー……。

2件のコメント

  1. Author様の記事を読むと、本当に靴が好きなのが伝わりますね。

    ちなみに、ビスポークの検討はされていますか?

    1. ありがとうございます!
      良いか悪いかは別にして、好きなんだな、とは自分でも思います。笑

      ビスポークなのですが、今はあまり考えておりません。
      各ファクトリーの既製ラストに詰まった工夫やノウハウを知るのが楽しいのかもしれません。つまり、自分の足に合うよう数多の既製靴の中で合わせにいく、という行為自体が好きなのではないかと。

      なので、ビスポークはやったらおしまいですし、今回書いたように慣れてしまうのが怖いです。いつかはやってみたいとは思っていますが……
      今はビスポークできるような収入もないというのが1番でかいかもしれません。笑

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